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支部名人戦詳報

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 2月13日(火)15時30分36秒
返信・引用
  支部名人戦東京大会の前々日はK尾師範代に主宰してもらっているE研でした。
教室三段~四段がA級リーグ、S励会員と五段以上の大人がS級リーグです。
今回のE研にはK作最高顧問がお見えになり、さらに学生強豪が2人。
ひとりは元高校新人王のOH君、私立E古田中高(仮名)のОBです。
小1で初段となって以来、つねに同世代のトップ。振り穴からの強烈な攻めが身上です。
もうひとりは元高校選手権準優勝、カマイタチ先生の流れを汲むTY君。
見るからに品のよい好青年で、ここでは北陸のプリンスと呼んでおきましょう。
この日のS励会員は2級2人と3級、5級の計4人。
学生強豪2人との戦績はS励会員が4勝2敗と圧倒しました。
最近しみじみ思うのですが、S励会中堅クラス(2級が真ん中ですね)はほんとに強い。そのS励会員を完封したのが師範代と最高顧問で、さすがの貫禄を示しました。
夜は最高顧問を囲んで歓談。
××戦法○○銀型のとき端歩はどうするとか、私には毛ほどもわからないけれど、
ほかの4人にとっては楽しくてしかたがない話が延々とつづいたのでした。
とまあ、ここまでが伏線です。

大会当日。
K尾師範代の予選1局目の相手はと見れば、優勝候補筆頭のSHさんではありませんか。
元S励会三段にして元アマ王将、しかも師範代の親友でもある。
将棋は二転三転の大熱戦となり、会場でいちばん遅い終局となりました。
結果は惜しくも師範代の負け。
ふと気づけばもう一局、延々と指していたのが右玉Fさんです。
相手はやはり元S励会三段で、元アマ名人の超強豪K Tさん。
右玉Fさん、なんとこの将棋を勝ってしまいました。強い。
2勝通過2敗失格の予選で、最後に残ったのがこの2局ということは……
そうです。あろうことか、師範代と右玉Fさんは最悪の相手を取り替えっこしたのでした。
結果は右玉Fさん負け、K尾師範代勝ち。
2人とも3局目を勝って、決勝トーナメントに駒を進めました。

予選2連勝通過のSHさんと決勝トーナメント1回戦で当たったのが熱血こま記者。
SHさん、3局連続でこちらの関係者と当たったことになりますね。
実は熱血こま記者、予選でT大将棋部のドンこと元アマ王将のH Hさんを倒しています。
「今日はもう十分に満足しました」と謙虚に語るこま記者でしたが、
優勝候補のS Hさん相手に「こまさん大優勢」(K尾師範代)という絶妙の指し回し。
こういうとき、私の脳裏にちらつくのが「所詮最後は理論」です(笑)。
当掲示板だけの慣用句ですね。
「シロウトがアマ強豪にどれだけ優勢になっても、初戦最後は勝ちきれない」
というミもフタもない理論です。が、残念ながら8割以上は当たってしまう。
先日の中学生F井五段と超ベテランМ九段の対局を観戦していて、
まことに失礼なことに浮かんだのもこのフレーズでした。
71手目で「手がなくなってしまいました」(F井五段)という将棋が、
実に219手目で逆転してしまい、「所詮最後は理論」の餌食に……。

終盤の入り口あたりで、こま記者は自陣の金取りを放置し、敢然と攻め合いに出ます。
2リットル入りのペットボトルを豪快にあおり、盤面に集中するこま記者。
百戦錬磨のSHさんは持ち駒を惜しげもなく自陣に投入し、徹底抗戦の構えです。
ついには金銀5枚のリフォームが完成し、二枚飛車をもってしても難攻不落。
ああ、やはり「所詮最後は」か――。
SHさんクラスに逆転されると、あとは手続き状態になるのが通例です。
こま記者には失礼ながら、あきらめて他の将棋を観戦に回ったのでした。
ふと気づくと、ふたりはにこやかに感想戦をしています。
戻ってみたら、なんとこま記者が大金星をあげていました。
SHさんもいちどは逆転したという手ごたえがあったそうです。
「所詮最後は理論」敗れたり。
こま記者の棋歴に輝かしい1ページが加わった瞬間でした。

ここからは私が仕事に出かけてしまったので、伝聞です。
右玉Fさんはベスト16で元アマ名人のツメキストTKさんに敗退。
こま記者はSHさんを破った勢いで準決勝に進出します。
HHさん、SHさんに勝ってのベスト4ですから、堂々たるものですね。
準決勝の相手がK尾師範代で、さすがのこま記者も力尽きたようです。
決勝に進出したK尾師範代の相手は……。
前々日の話から延々とひっぱってきたのは、実はこのため(笑)。
北陸のプリンスTY君がこの日は絶好調でした。
元S励会三段のМさん、アマ強豪のKKさん、ツメキストTKさんを連破。
あっぱれとしかいいようのない若武者ぶりです。
あ、前々日の宴会にウーロン茶でつき合ってくれたTY君は成人式を迎えたばかり。
決勝戦もK尾師範代が制し、支部名人戦3度目の東京代表となったのでした。
ベスト4のうち3人が当道場関係者。
今年はスタートからE古田に風が吹いてきました。

せっかくなので、同日に開催された支部対抗戦の話も少々。
今回は少年だけで臨んでみました。
Aチームは、早指しW君、ツメキスト2世HA君、弾丸より速い8君。
平均年齢8.33歳と会場をみわたしても群を抜く若さです(笑)。
歌舞伎のお披露目みたいですね。
とはいえ全員三段。24レーティングなら平均1900くらいか。
ちょっと不運だったのが、予選1勝1敗のあとに当たったK田LG(リトルギャングの略)。
中学生強豪2人(うち元S励会員1人)と前S学生名人というチームでした。
さすがに勝てませんでしたが、内容的にはなかなかの熱戦で、来年が楽しみです。
Bチームは、ハードパンチャーKA君、ピアニストFA君、アイドルKSt君。
こちらは平均年齢11.66歳。24レーティングなら平均2200点くらいでしょう。
ベスト8で当たったのがK田LGで、みごとAチームの仇を討ってくれました。
最終結果は、残念ながら準決勝敗退で代表ならず。
この6人が次期社団戦2部の中心メンバーです。
チームを率いるのが熱血こま記者。
いいですね、「こま記者と6人のE古田少年隊」。
とんでもないミラクルが起こる予感がしてなりません。
 
 

速報

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 2月12日(月)19時35分58秒
返信・引用
  本日の支部名人戦東京予選で、K尾師範代が優勝!
3度目の代表となりました。
とてもドラマティックな展開だったので、
詳しくはのちほどご報告しましょう。
土曜日のE研や、熱血こま記者が巻き起こした大旋風など、
話題満載の大会でした。
 

ヒトは人生でどのくらい酒を飲むのか

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 1月31日(水)10時57分42秒
返信・引用
  当てずっぽうながらH生永世七冠は将棋に10万時間を費やしたと書いてみて、
急に自分が何にどれくらい時間を費やして生きてきたかが気になってきました。
永世七冠の10万時間は1日6時間×365日×40年が8万7600時間からの推定。
突拍子もない数字ではないと思われます。
私は現在、生後およそ55万5000時間。
3割は眠っていたとして、起きていたのが38万8500時間です。
ざっと計算してみたところ、勤務時間が10万時間、学校の授業が1万時間、
酒場で4万時間、勤務以外の読書2万5000時間、剣道場に5000時間、
将棋を指していたのが1000時間、手合い係3000時間。
もちろん悔いはありませんが、酒場、長すぎますよね、人生の短さに比べて(笑)。
酒さえ飲まなければ、あと5000冊は本が読めたと口ぐせのように言ってきました。
あらためて考えたら、5000冊どころではありません。

では私は人生でどのくらいお酒を飲んだのでしょうか。
すべてを日本酒に換算すると、1時間平均1.5合として6万合、すなわち6000升。
おや? 思ったよりずいぶん少ないですね。
私は自宅でほぼ飲まないので、この数字に収まっているのかもしれません。
6000升は1万800リットル。
家の中になみなみと注いだとしても、
2メートル四方、天井高2.5メートルのウォークインクローゼットにほぼ入ってしまう。
すべてをビールに換算すると、1時間に大瓶1本ずつ飲んだとして6畳一間分。
どんな大酒飲みでも、人生で2LDK分のビールは飲めないと思われます。

昨日は飲み会がキャンセルとなり、人生で1000本前後と思われる映画鑑賞に、2本が加わりました。
職場近くの名画座で、「ボブという名の猫」「ブランカとギター弾き」の2本立て。
両方とも私好みの佳作で大いに満足し、芋焼酎で映画の余韻にひたりつつ、
酒場やら道場やら手合い係に費やした「人生の時間」を計算してみたのでした。
 

さらに補足

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 1月30日(火)10時56分10秒
返信・引用
  前回の書き込みにいくつか補足しておきます。

「IQ130以上20人の人体実験」のくだりについて、
この条件なら30日でアマ初段は半分以上と思われた方もいらっしゃると思います。
上達の3条件、頭脳のハードウエア、ゲームセンス、環境のうち、
ゲームセンスが大きくクローズアップされるのはアマ四段あたりからではないか。
私自身、漠然とではありますが、以前はそう考えておりました。
ところが教室を10年もやっているといろんな反証が出てきます。
たとえば小1のとき8級で入会し、4年間にわたって教室に通ってくれたK君。
たしか父上も熱心で、連盟道場にも通っていたと記憶しています。
それでも中学受験で休会に入った時点で4級止まり。
K君はN日暮里近くにある超有名中学に合格しています。
もうひとり、さらに難関といわれる某国立大付属中学の2年生だったE君。
将棋部に入って1年間、がんばって指しているのに上達できず、教室に入会してきました。
あの中学に入れるだけでもIQ130はありそうです。
E君は1年後、6級のまま退会してしまったのでした。
いまごろは医学部か法学部か、エリート街道を驀進していることでしょう。

早熟問題について、年齢より期間を重視するならば、
おそらくいちばん早いのは強豪中学の将棋部ではないでしょうか。
1年ちょっとで初心者がアマ四段になったというような例が珍しくありません。
頭脳的には問題ないので、ゲームセンスさえあれば、環境がよすぎるからですね。
教えてくれる先輩、競い合えるライバルがいくらでもいますし、
しかも毎日5時間指していても叱られないどころか褒められる可能性まである(笑)。
家に帰っても、S棋ウォーズ、24などでいくらでも指せます。
研究費がなくても人体実験できるので、誰かやってくれないでしょうか。

訂正がふたつ。
一点目は私自身の将棋歴のくだりで、新聞の将棋欄とNHK将棋番組で月15時間、
10年で150時間と書きましたが、もちろん間違いです。
10年で1800時間ですね。私のIQはどこにいったのでしょうか(笑)。
いまなら囲碁将棋チャンネルはじめ、いろいろあるので、
実戦抜きでアマ初段まで何時間で到達できるかという別テーマも成立しそうです。
二点目。
私が子どもと月20時間指していたことになっていますが、
私も当時はまだ現役編集者だったので、土日が両方休める状況ではありませんでした。
しかも教室に行った日に家に帰ってまで指すはずはないので、月20時間くらいか。
というわけで、TJのアマ初段までの所要時間は推定700時間と訂正しておきます。
当時のTJが私以外でいちばん指したのはK尾師範代。1局10分ペースだったでしょう。
私とは1局20分として、まあ1時間平均4局くらいか。700×4=2800局。
「2000局でアマ初段説」には都合のいい数字になるのでした。
 

承前

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 1月29日(月)14時45分55秒
返信・引用
  さて、従来の手法です。
ヒトは何時間でアマ初段になれるか。
かつて誰かに聞いたのは、「2000局指せばだいたいアマ初段になれる」という説。
おそらく言い出した人も何か根拠があったわけではないでしょう。
10秒将棋とかではなく、きちんとした対局だと考えると、1時間2局として1000時間。
1日10時間、毎日指しつづけて100日。たいへんですね。

手合い学者として、教室に通うお子さんの昇級記録はきちんと更新し、保存してあります。
たとえば8年前にはすでに当掲示板に登場するR君はどうだったか。
いま奨励会1級なので、サンプルの中でも特急組といえるでしょう。
R君は小1の5月に15級で入会し、翌々年1月に初段となっています。
1年8ヵ月は意外に長い気がするかもしれませんが、おそらく教室以外での対局はほぼゼロ。
教室が月4時間として、22か月で88時間。1時間5局指しても400局内外です。
I塚先生やもんじゃ記者の指導がよほどよかったのか。
実はR君、漢字が読めなくても将棋の本は大好きで、片っ端から棋書を読んでいました。
したがって、何時間でアマ初段になったかは不明としか言いようがない。
いま奨励会員の「JR少林拳士」はみな似たり寄ったりで、平均小1でスタートし、
アマ初段までは1年半~2年という感じです。
奨励会員はサンプルとして問題がありすぎますね。

社団戦「心」チームでおなじみの教室二段、スイマーD君はどうか。
D君は教室の純粋培養で上達したタイプです。
小3のとき19級で入会し、道場や大会とはほぼ無縁で初段まで3年2ヵ月。
D君は同じく教室に通う弟がいるので、家での将棋がゼロではなかったでしょう。
それにしても1000時間はかかっていない印象です。

こうしてサンプルを紹介していても、彼らがどれだけ将棋に時間をかけたか、
ほとんどわからないというジレンマがつきまといます。
私自身はどうかといえば、将棋を始めたきっかけはこの掲示板に書いたとおり。
居候のおじさんに教えてもらったのですが、それほどは指していません。
中1のとき、友人たちとの間で将棋が流行するも、3ヵ月ほどのことでした。
ここまでで推定200時間か。おそらく教室10級くらいだったと思われます。
41歳で山羽生師匠に入門し、月に10時間として、1年で120時間。
とすれば、アマ初段まで300時間くらいとなります。
ただ、新聞の将棋欄は読んでいたし、NHK杯も見ていました。
1日10分将棋欄を読み、毎週NHK杯(その前の講座も)を見ると月15時間。
10年で150時間ですが、いろいろ合算しても1000時間には達しません。
ちゃんとした環境でひたすら将棋に打ちこめば、
それほど才能がなくてもアマ初段までは500時間くらいで十分なのか……。

ここまでのサンプルは、私を含めて推定の占める割合が大きすぎますね。
私がほぼ完璧に「将棋消費時間」を把握しているのはTJしかいません。
初段になるまで、教室以外では私としか指していませんし、
詰将棋は解かず、棋書は読まず、NHK杯にも無関心でした。
小1で将棋を覚えて初段まで2年半。
教室(および道場)が月2回、1回5時間で月10時間。
週末には私と指すので、それが平均週5時間、月20時間。
合計30時間×30か月で900時間です。
おお、ついに「アマ初段まで1000時間説」に有力なサンプルが出現しました。
彼の不幸は、主たるインストラクターの将棋の筋が極端に悪かったこと(笑)。
当時、私に将棋を教える山羽生師匠がしばしば、
「手合いさん、その手はいささか『お筋』が……」と言い淀んだほどです。
上司に気づかって「お筋」なんて妙な敬語を使っていたのでしょうが、
私にはそれが「汚筋」にしか聞こえませんでした(笑)。

以上の考察から「ヒトは何時間でアマ初段になれるか」の結論を導きだすのは困難ですね。
ただ、「2000局で初段説」は意外に遠く外れてはいない気がします。
たとえば1時間に4局指せば500時間となり、ご紹介したサンプルに近い。
ここではとりあえず、「1000時間がんばればアマ初段になれる」と言っておきましょう。

とまあ、長々と書いたのは、教室史上3人目の小1初段が出現したからです。
その名はIK君。寡黙なファイターというタイプです。
教室10年で3人目というだけでも、小1初段は稀有な存在ということがおわかりでしょう。
幼稚園のときから、小さな板切れに漢字が書いてあるだけの遊具に、
本気でのめりこむだけでも十分に変わっています(笑)。
しかも保護者の付き添いなしでは指しにいけないという制限もある。
推定400人のお子さんを見てきましたが、幼稚園で入会したのは30人くらいでしょうか。
そう考えると、小1有段者が3人というのは意外に比率は高いですね。
幼稚園で将棋教室に通えるということ自体が、ひとつの才能の発露と申し上げておきます。

昨日、S学生М人戦予選がスタートしました。
さっそく教室のアイドルKSt君、昨年のJ名人KN君が代表の座をゲット。
早熟には年齢の問題と、スタートしてからの期間の問題があります。
KN君がすごいのは、駒の動かし方を覚えて3年たたずにJ名人になったこと。
私の知る限り、ルールを覚えて3年弱でS励会に入会したN村R介プロ並みです。

2ヵ月ほど前に、そのN村プロがS励会入会後、12勝2敗で4級になったのが
6級から4級までの最短記録ではないかと紹介しました。
N村プロは4級昇級直後こそ1勝5敗と苦戦しますが、すぐに9勝3敗で昇級。
通算22勝10敗、入会5ヵ月半で3級になっています。
4級までは惜しくもN村プロの後塵を拝したツメキストRi君でしたが、
土曜日の例会で6連勝を達成して3級に昇級しました。
3級までの通算は21勝4敗、入会4ヵ月半。新記録ではないかと思われます。
Ri君は将棋を始めて6年くらいでしょうか。
生後約9万2000時間。
将棋と詰将棋を合わせて何時間になるのか、知りたいところです。

ちなみにH生永世七冠はもうすぐプロ通算2000局。
1局平均8時間とすれば、対局場だけで1万6000時間をすごしたことになります。
推定10万時間は将棋のことを考えてきたのでしょうね。
特に意味はありませんが(笑)。
 

訂正

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 1月29日(月)12時05分13秒
返信・引用
  いつも推敲しないで投稿してしまうので、お恥ずかしい誤字が……。
下記投稿の最後のほう、「体力・棋力」でなく、「体力・気力」ですね。
「きりょく」と打って、先に「棋力」が出てくる私のパソコンにも問題がある(笑)。
 

ヒトは何時間でアマ初段になれるか

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 1月29日(月)12時00分54秒
返信・引用
  私が「手合い学」を提唱してから、かなりの歳月がすぎてしまいました。
追随してくださる方もなく、世間の理解も得られない現状は、
ひとえに私の力不足と菲才のゆえであり、まことに遺憾としか言いようがありません。
もし私に5000万円ほどの研究費と、50人ほどが快適にすごせる施設があれば、
「手合い学」の進歩に大きく寄与する実験が可能となります。
阿部間テレビとか、どこかスポンサーになってもらえないものでしょうか。

研究テーマはずばり、「ヒトは何時間でアマ初段になれるか」。
私は以前からこのことを長いこと考えつづけてきました。
「手合い学」研究の要諦は、自分が見聞した範囲のできごとをベースに、
苦労せずとも収集可能なデータを加味し、仮説に都合のよい推論を積み重ねてゆくという、
実に科学的かつ合理的な手法にあります。
いつものような手法を使えば、カンタンに結論は出るのですが(笑)、それはのちほど。

「AlphaGo Zero」はルールを教えただけで自分同士で対局を始め、
わずか数日でトッププロ並みの実力に達したそうですね。
すさまじい話ですが、将棋のルールを知らない人間がアマ初段になるのは意外に大変です。
私は将棋の上達について、いつも三つの要素を挙げています。
1に頭脳のハードウエア、2にゲームセンス、3に環境。
予算さえあれば、IQ130以上を条件に、将棋未経験の3歳~22歳の20人を選抜。
万一にも体調をくずさないよう無菌状態に保たれたクリーンルームを用意し、
カロリー計算の行き届いた食事を提供できるようにします。
それぞれに24時間態勢で20人のインストラクターをつけて30日間訓練を施す。
インストラクターとしては、T下師範代やもんじゃ記者クラスをつけましょう。
1位賞金1000万円をつければ、T下師範代も本気になるはず(笑)。
3歳児のインストラクターはたいへんですね。子育て経験のある女流プロあたりか。
この壮大な人体実験をやるとして、はたして何人が30日でアマ初段になるでしょうか。

私の直感としては、おそらく10人くらいがアマ初段に到達するような気がします。
3歳~4歳は集中力と体力の問題でむずかしいように思います。
1日10時間は付き合ってもらえそうもありませんからね。
逆に、22歳の青年はルールを覚えたら、インストラクターにいろいろ聞きたがって、
セオリーはすばやく身につけるものの、5級あたりから苦労しそうです。
アタマの柔軟さを考えれば、8歳~10歳が有利か。
睡眠を削ってのめりこむ(賞金を取りに行く)体力・棋力を考えると17~18歳か。
おおむね13歳を中心とする前後5歳くらいの中で、
センスに恵まれた者が30日でアマ初段になれる――そんな気がします。
この人体実験を実現し、30日間観察できたらどんなにうれしいことでしょう。(つづく)
 

指し初め例会

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 1月22日(月)14時41分59秒
返信・引用
  遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。
19日は指し初め例会。
今回から11年ぶりに野島師範指導会に戻った形となります。
この間、幾多の「師範代」にいらしていただきました。
永世М人から昨年の新四段まで、その数36人。
お招きしてないのに、いまは亡き連盟K長がいらっしゃるハプニングもありました。
今後も四季折々に「師範代」をお招きする予定です。

当日の指導対局は下手3勝9敗。
ほとんどの方がいつもの手合いで挑戦した結果です。
当然とはいえ、アマチュアからみれば、
師範とプロ棋士の差は微々たるものなんですね。
みなさん大いに楽しんでいただけたと思います。

当日はC2順位戦があり、まずはF井四段の将棋を大盤で観戦。
かなり早めに終了したので、つづいてI泉四段の対局に移ります。
局面はI泉四段優勢ですが、徐々に怪しいムードが漂ってきました。
ほどよくアルコールが回ったあたりでT下師範代が登場。
居合わせた強豪連の検討に熱がこもります。
またこの検討が実によく当たるんですね。
こちらの即席大盤解説会も、大いに盛り上がりました。
最後は残念な結果となってしまいましたが、I泉四段は自力昇級可能。
残る2局に期待しましょう。
 

例会報告

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年12月31日(日)17時17分12秒
返信・引用
  遅ればせながら28日の指し納め例会にご参加いただいたみなさん、おつかれさまでした。
I塚七段の指導対局の結果は、下手10勝10敗。
いつもながら気配りの行き届いたご指導、ありがとうございました。
夕方までは少年たちの指し納め。全国大会並みのレベルです。
夜に入ると、残ったS励会員のクールボーイ君とツメキスト君が盤をはさみ、
その横ではもんじゃ記者とこま記者が相変わらずの掛け合いをしながら観戦している。
まるでこの10年が凝縮したような時間を満喫しているうちに、酔いが回ってきます。
数えてみると、教室保護者の方が5人。こういう光景もうれしいものですね。
10大ニュースに記したとおり、とても充実した1年でした。
来年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

R王戦6組

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年12月25日(月)14時14分34秒
返信・引用
  K作最高顧問が本日、満を持してプロ棋戦デビュー。
満54歳の挑戦だけに感無量だと思います。
局面は前例のない力戦模様。がんばってほしい!
 

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