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大会シーズン

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 7月24日(月)16時23分21秒
返信・引用
  例年のことですが、社団戦がスタートすると9月までは大会の嵐。
いろいろ重なってきたりするので、団体戦はたいへんです。
社団戦初日の結果は、6部の心チームが暫定トップ。
2部チャイルドチームは12位と低迷していますが、
初日の相手4チームがすべて暫定5位以内という当たりだったので、
まだまだ巻き返す余地はあると思われます。
1部はなんと初日で全勝チームが消えるという前代未聞の大混戦。
3勝1敗で8チームが並んでいて、勝ち点差でヤングチームは2位につけています。
それを知ったN師範、ひそかに優勝に向けて燃えはじめました、が……。

社団戦最大の難敵はチームの人数合わせです。
2日目に向けて、私の孤独な戦いは熾烈をきわめるものとなりました。
第一の難関。それは例年なら平日に開催されるT急小学生大会が社団戦と重なったこと。
心チームとチャイルドチチームには小学生が6人います。
うち数人の去就は、T急大会優勝戦線の帰趨に大きな影響を与えそうですが、
それはともかく、6人中社団戦を選んだのは2人。
そこに理系大学の期末試験が重なり、さらにジャーナリストМ君の配属決定、
オムシェフY君の開店準備の遅れが加わって、全チームが選手不足となったのでした。

助からないようでも助かっている――。
大名人の金言ではありませんが、やはり救いの神はいるものですね。
社団戦はK修会とおおむね重なるので、基本的にメンバーとして誘っていません。
ところが今月の社団戦は第5日曜なのでK修会はお休みです。
T急大会は小学生なので、中学生K修会員に助けてもらうという道があったのです。
そんなわけで、3チームともギリギリ7人揃うめどが立ちました。

大会シーズンのスタートは16日のC学生名人戦。
チャイルドチームで助っ人を引き受けてくれたKM君が準優勝しています。
17日は小3以下のD王座戦がありました。
この大会、第1回がR君、第3回がHK君、第5回がRi君という具合で、
奇数回はE古田教室の子が優勝するというジンクスがあります(笑)。
今年は第7回なので、ひそかに期待していたのですが、惜しくも途切れてしまいました。
4年前のこの掲示板を見ると、HK君は小3の夏、24レーティングが2100点もあったんですね。
低学年で2000点以上というのはかなりたいへんです。
とはいえ、今回のD王座戦では2位と3位が教室の2年生コンビ。
3位のUE君は先週、連盟道場二段に昇段しています。
2位のHA君はこの欄ではおなじみの詰将棋作家2世。
UE君昇段の報に発奮し、連盟道場で白星を積み重ねました。
聞けばいま連盟三段は12連勝もしくは15勝2敗が条件なんですね。
14勝2敗までこぎつけたHA君、四段のおじいさんと香落ちで大熱戦。
最後は負かされてしまい、1時間ほど涙の雨が止まらなかったとか。
順調に伸びてくれれば、来年は小3コンビが2部で活躍しそうな勢いです。
そのためにも2日目で大きく挽回したいところ。
社団戦ご出場のみなさん、例会にもぜひ顔を出してください。







 
 

社団戦初日③

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 6月26日(月)16時32分56秒
返信・引用
  ど~こかで~ だ~れかが~ き~っと待って いてくれる~

12:00。喧噪をきわめる社団戦会場に一陣の風が舞い、眼光するどい青年がゆらりと足を踏み入れてきた。
岐阜の木枯らし紋次郎こと助っ人N君、19歳。2年ぶりの登場である。
ニヒルな二枚目ぶりにますます磨きがかかり、殺気をはらんだ強豪オーラが全身から放たれている――。

めったに鳴らない私の携帯がふるえたのは社団戦前日のことでした。
出てみるとわが師範。「N君がアマR王戦で負けてしまい、社団戦に出たいそうです」
今回は事前に浪花の大豪Kさんの出場が確定しています。
そこに木枯らしN君が加われば鬼に金棒。道場史上最強チームの誕生です。
今回のメンバーは、K尾師範代、たまゆら先生、右玉Fさん、巨漢Tコーチ、受け師C君、勝負師N君、そしてジャーナリストМ君。
元G生名人М君は今年大学を卒業し、ジャパン・エコノミー新聞に入社しています。
初日は欠場ですが、もうひとり、オム・シェフY君もメンバー入り。
Y君はジャパン食堂システムを退職し、8月にオムライス店を開業する予定です。で、オム・シェフY君。
2年ぶりの1部ですが、助っ人なしでも過去最強チーム。そこに浪花の大豪Kさんと木枯らしN君が入れば、4連勝も夢ではありません。

1回戦はスーパーG。結果は6-1の快勝でしたが、開始後30分ほどで異変が生じました。
写真を撮ろうとしたのですが、K尾師範代が手で顔を覆っていてシャッターチャンスがこないのです。
局面を悲観して苦悶しているのではないか。そう思って盤面をみると、シロウト目にも優勢に見えます。
消費時間も相手が残り3分、師範代はまだ12分も残している。
5分ほどたったとき、ようやく事態が判明しました。
例によって徹夜明けの師範代、本格的に熟睡している!
後ろから突ついて起こしたら助言になってしまうのだろうか。
悩んでいるうちにうっすらと目を開けた師範代、「ここはどこ、私はだれ」状態です。
あれ、将棋盤があるなあ。局面もずいぶんいいみたいだ。いったい誰が指しているんだろう――。
内心でそんな自問自答があったかどうか、見ていてもハラハラもの。なにしろ本気で熟睡する対局者なんて見たのは初めてですからね。
朦朧と覚醒を繰り返しながらも勝ち切り、終わってみればなんと4戦全勝。
「4局目がいちばんひどかったです。ショージキ何回も夢を見ましたからね」
繰り返しますが、1部の3将席で爆睡しながら全勝。もはや本能だけで指しているとしか思えません。

2部の大将席で10連勝し、1部復帰の立役者となったのがたまゆら先生です。
こんどは1部の大将席。3局目にはS水神さまに快勝するなど、この日も土つかずで14連勝を達成しました。
チーム記録は熱血こま記者とK尾師範代の17連勝だったと思います。
次回、連勝記録更新なるか。ちなみに29連勝しようとすると来年夏まで負けられません(笑)。

けっきょく初日は大豪Kさん、木枯らしN君の活躍もあり、3勝1敗。
惜しかったのは2局目の光Оチーム戦。7人ずらりとアマ強豪が並ぶ豪華チームです。
たまゆら先生、木枯らしN君勝ち。なぜかこの対局だけは完全に覚醒していたK尾師範代も快勝するも、結果は3-4負け。
勝ち数が多いので、おそらく初日は暫定4位くらいでしょう。
夢の無条件残留へ、大いに期待できるスタートとなりました。
 

社団戦初日②

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 6月26日(月)15時09分49秒
返信・引用
  つづいて昨年、奇跡の2部残留をはたした教室チーム。
大人のメンバーは、おなじみ熱血こま記者、ヤングチームから移籍してもらった法律家М君、雀士HR君、
ついに大学生になった声楽家М君(初日休場)、「すべての親がうらやむ」秀才高校生HS君。
子どもが詰将棋作家Ri君、ハードパンチャーKA君、ピアニストFA君、アイドルKSt君の4人です。
ちなみにFA君、将棋ブームを紹介するテレビの取材を受け、その様子が本日朝、放映されました。
当然のようにピアノのシーンあり。音楽に造詣のない私が見ても、ピアノでアマ五段は確実(笑)と思われる腕前でした。
当日は雀士HR君が午前中しか指せないことがわかっています。
そこに前日夜、FA君発熱のメールが……。
社団戦は初日のメンバーでチームが固定されてしまうルールです。途中移籍ができません。
私が6部の1局目を指して、HA君パパに2部に回ってもらうか。それともRi君パパと私が2部で1局ずつ玉砕するか。
結論は、FA君に気合いで風邪を治すようメールを送るというもの(笑)。
微熱は残ったものの、FA君はぶじに午後から出場できたのでした。

事前にわかっていたことですが、教室チームの初日は強敵だらけ。
順にN大、М大、T下師範代チーム、W駒。2部上位~1部相当のチームばかりです。
結果は最後だけ勝って1勝3敗。
そんな中で気を吐いたのが2将席で3勝をあげたRi君です。
М大戦ではE研でおなじみの寡黙なファイター、М大の切り札O君と対戦。
二転三転の大熱戦の末、最後はみごと寄せ切りました。
Ri君の1敗はT下師範代との一戦です。この対局は野球で言えば「予告先発」。
数日前に「せっかくなので、Ri君と指す?」と師範代にメールを送ったところ、
「はい、了解です。観戦しやすいように端の席で指しましょう」と快諾してくれました。
おことばに甘えてほぼ盤側で観戦したのですが、いやあ、ホンキの師範代、強いのなんの。
消費時間10分でほぼ完封という内容でした。
3局目ではハードパンチャーKA君が金星を挙げています。
相手は某国立大将棋部OBで、元マグロ名人のT橋君。
「いつもお世話になっているので、恩返しとしてぶっつぶしてさしあげます」
対局前に不敵なコメントを発してくれた元マグロ名人でしたが、KA君の強打一発を浴びて、ぶっつぶれてしまったのでした(笑)。
大魚を逸したのは秀才HS君。М大戦で強豪Oさんと当たり、大優勢に。
観戦したT下師範代、巨漢Tコーチも驚く絶妙の指し回しを見せてくれました。
ただ、強豪相手に勝ちきるのは容易ではありません。例の「所詮最後は理論」ですね。
悔しがるHS君ですが、相手がアマ全国大会東京代表常連の強豪とはまったく知らなかったそうです。
厳しい相手がつづく中で、HS君とKA君の2-2は立派な成績でした。

2部の1局目を観戦しているとき、教室チームのすぐそばで別のドラマが進行していました。
54歳の新婚サンが3期ぶりに社団戦に参戦。
Aりチームの大将席で復帰第一戦を戦っていたのです。
相手はブルー大学OB会……のはずですが、マスクをかけた大将の顔はどうみても某国立大将棋部員(笑)。
おなじみK東G生名人のA君ではありませんか。
そういえば数日前、「どうしても初日だけ出てほしいと言われちゃって……」と聞いていたのでした。
その対局、新婚サン渾身の序盤作戦が奏功し、優勢になったそうです。
A君もあとで中盤の劣勢は認めていましたが、ここでも「所詮最後は理論」が立証されてしまったことは言うまでもありません。
しかも新婚サン、相手がK東G生名人とは知らずに指していたそうなのです。
「いやあ、そんな大金星を逃したんですか……」
3局目までチームはすべて3-4負け。新婚サン3連敗。
Aりチームのみなさんにバカ受けした私のコメントを書いておきましょう。
「新婚サンを大将席に置くのは正解でしょう。駒は取られる寸前がいちばん働くと言いますしね」
 

社団戦初日①

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 6月26日(月)14時15分56秒
返信・引用
  社団戦開幕。今年も熱い夏のはじまりです。
初日でもあり、チームごとにざっと振り返っておきましょう。
まずは6部。心の駒チームです。
今期から教室最年少二段の記録をつくった詰将棋作家2世HA君が参入。
7歳になったばかりで、ゼッケンが肩からずり落ちてしまいます。
3年前のRi君とまったく同じ光景ですね。
年年歳歳、花相似たり。歳歳年年、人同じからず。
歳月のうつろいをしみじみと感じてしまいます。
その他は昨年と同じメンバー。
ベテランМさん、棋譜コレさん、師範パパ、飛車落ちKさん、化学者М君。
少年は早指しWH君とスイマーD君に詰将棋作家2世です。
今回は化学者М君がバスケットボールの試合に駆り出されて欠席。
こちらもギリギリですが、実はHA君パパという隠し玉がある。
HA君パパ、某国立工大将棋部OBなのです。
ご本人はものすごく謙遜されるのですが、指せばこのチームのエース級は確実。
結果はチーム4連勝とこれ以上ない好スタートを切ることができました。
HA君3勝1敗、同パパ3連勝。親子で6-1と期待にたがわぬ貢献ぶりです。
まだ夏前なのにすでに真っ黒に日焼けしたスイマーD君も3勝1敗と好調。
初日のヤマは2回戦のT洋大2チームで、
3-3で残った一局を師範パパが制し、みごと勝利投手となりました。
5部復帰へ、期待が大きくふくらみます。
 

28連勝目

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 6月21日(水)12時05分52秒
返信・引用
  ついにこの日がきてしまいました。
F井S太四段の28連勝目。
王将戦なので、夕方ころ終わるでしょう。
つまりふつうの勤め人にとってちょうど就業時間がまるごと重なります。
私が思うに、この国の総生産は本日、数パーセントほど落ちる(笑)。

この掲示板ではかなりの分量を中学生棋士待望論に費やしてきました。
F井四段の存在を初めて濃厚に書いたのは4年前のこと。
以下、ちょっと引用してみましょう。

・・・・・・・・・・

中学生プロの誕生を心待ちにしている私が「手合い学入門 モンスター篇」を書いたのはちょうど2年前のことでした。
当時もっとも中学生プロに近いと思われたM少年が、期待たがわず中1で初段に到達。さらに、Y少年が2級までの通算勝率で新記録を達成し、手合い学者を興奮させてくれていたのです。
その後、M少年は順調に三段リーグ入りし、2期連続で勝ち越しているものの中学は卒業。三段昇段直後のM少年と練習将棋を指した某棋士の評価は、「いまの力は三段下位レベル」というものでした。半年後、その評価は「いつ四段になってもおかしくない」と急上昇。成長曲線はまったく衰えをみせていないようです。
一方のY少年ですが、まさかの大ブレーキ。小5で6級入会、18連勝をふくむ39勝10敗を記録し、わずか8ヵ月で2級に到達したのでしたが、それから2年、いまも2級のままです。その間、59勝72敗……。

代わって急成長をとげているのがK少年です。小6入会ながら、2級まで1年4ヵ月、初段まで1年11ヵ月、通算86勝45敗、勝率0.656という好成績で、ライバルY少年を追い越してしまいました。現在の関東奨励会で中学生プロの可能性を残している希有な存在といっていいでしょう。
驚異的なスピードで駆け上がっているのが関西奨励会のF少年です。昨年9月に小4で奨励会入りし、9ヵ月で3級。小2のとき詰将棋選手権でT川17世を上回るという離れ業をやってのけ、早くも伝説の人物となったのは周知のとおり。私が知る限り2人しか達成していない「小学生初段」も視野に入ってきました。なにしろまだ2年近くありますからね。

・・・・・・・・・・・・

その後の展開はご存じのとおりですが、もし本日タイ記録を達成すると、
次の対局が上の記述にも出てくるМ少年です。
やはり将棋では「早熟は裏切らない」のですね。
ちなみに「2級で大ブレーキ」と書いたY少年、そのライバルのK少年も、
次回の三段リーグには名を連ねることになりました。
「大ブレーキ」があっても18歳三段。逸材といっていいでしょう。
たぶん7年前のT急小学生大会だったと思うのですが、
Y少年とK少年の10分切れ負け対決を観戦したことがありました。
難解な最終盤で双方残り1分となったあとがすさまじかった。
最後に切れたのがどちらだったか忘れましたが、
盤側で観戦していた某プロ棋士が、
「最後の1分、お互いにほぼ悪手がなかった……」
とため息をついていたのを記憶しています。

棋譜コレさんが紹介してくださった某劇画原作、
最初の原稿は勝瀬川先生(のモデル)がまだ超アマ強豪だったときだったんですね。
中途半端に直してあるので、途中でツジツマが合わなくなっている(笑)。
思えば元奨励会員が30代半ばでプロに編入するというネタ自体が、
ほとんど現実味を帯びていなかった時代でした。

28連勝フィーバーのおかげで、私の携帯には相変わらずテレビ局から電話の嵐。
昨日だけで某公営放送、テレビA日、ジャパンテレビと、なんと3本もの電話がありました。
いずれも「今日か明日、お話を伺い、教室の様子を撮影したい」という内容です。
土曜日しかやっていないことは、ちょっとネットを検索すればわかるはずですが……。
最初のうちはADさんを親切に説教していた私ですが(笑)、時間がかかるのでやめました。

そうこうしているうちに、日曜日は社団戦開幕ですね。
選手のみなさん、ご健闘をお祈りしています。

 

竜と馬が行く外伝

 投稿者:棋譜コレクター  投稿日:2017年 6月16日(金)19時38分14秒
返信・引用
  ↓で手合い係さんが触れている「駄文???」は、トップページから、「将棋小説・エッセイ・みんなのうた」をクリックして出てくる、『竜と馬が行く外伝』のことです。興味のある方はお読みください。(長文注意!)
 

世紀の一戦

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 6月16日(金)14時56分7秒
返信・引用
  昔も今も、この掲示板をごらんになっている奇特な方は10人前後と思われます。
そんなみなさんなら、13年前、升田幸二なるお調子者が
劇画原作と称する駄文を長々と書いて目汚しをしていたことをご記憶でしょう。
そのお調子者の想像力がいかに貧困であったか、現実は残酷なまでに映し出すことになったのでした。
くだんの劇画原作冒頭のシーンは、中学1年生のS励会三段が、
勝瀬川先生というプロ棋士と対局して熱戦を繰り広げるというものでした。
おそらく筆者は、現実には絶対にありえない話として書いたのでしょう。
中部地方に住む当時2歳の少年が、そう遠くない将来、
自分の貧困な想像力をはるかに超える事態を引き起こすとも知らずに――。

そんなわけで、勝瀬川先生は残念ながら、中学生S励会員に練習で負けるのではなく、
中学生プロ棋士にデビュー26連勝目の白星を献上してしまいました。
「S月のライオン」の主人公も年齢の割に強すぎるように思いましたが、
F井S太四段の前にはちょっと物足りない感じがしてしまいますね。
事態がここまで現実離れしてくると、行くところまで行ってほしくなってきます。
すなわち明日、G生名人が27連勝を阻止する……。
何度か当道場にきてくれたG生名人戦3位のО君に、
いちど後輩のG生名人を連れてきてほしいとお願いしてみました。
その返事。
「むずかしいかもしれませんね。彼はカルタが忙しくて、将棋部にもめったに顔を出しません」
なんと競技カルタでも全国ベスト8なのだそうです。
元S励会員ながら高校時代はまったく指さず、大学で復活していきなり全国制覇。
そういえばМ上G生名人も高校時代は野球に打ち込み、まったく指さなかったのでした。
高校時代の3年間、「将棋脳」を休ませるのが大成の秘訣なのでしょうか(笑)。
対局者双方が現実離れしているという点でも、「世紀の一戦」であることは疑いなし。
ほんとうに楽しみです。

前々回の書き込みで、6年前のS学館学年誌杯大会に触れました。
1位だった子が先日のD杯で優勝した中学生強豪、2位がS励会初段、3位がF井四段。
検索したらここまでしか出なかったのですが、
不覚にも当時リアルタイムで聞いた話を忘れていました。
4位がこの掲示板でたびたび紹介してきたR君だったのです。
お互いに準決勝で敗れたR君とF井四段は3位決定戦で対局。
2人とも敗戦のショックから立ち直れず、大泣きしながら指していたとか。
そのR君もS励会1級。
はるかに先行するF井四段に追いつき、追い抜いて、「伝説」を上書きしてほしいものです。
 

15周年記念イベント報告

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 6月12日(月)14時30分41秒
返信・引用
  先週の土曜日は私の生前葬ともいうべき大イベントを開催しました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
当道場もついに15周年。支えていただいた方々にあらためて感謝しています。
過去には名人経験者もお二人お招きしたことがあり、
それ以上のスペシャルゲストといえば「あの人」か「あの中学生」(笑)しかいません。
そんなことを考えていた2月のある日、関西でМ七段と一杯やっていたのでした。
いくら厚かましく、将棋のこととなれば見境がつかなくなる私でも、
関西からゲストをお招きするという発想はなかったんですね。
酔ったアタマで「いるじゃないか、スペシャルゲスト」と思いつき、
おそるおそる申し上げたところ「ああ、いいですよ」と即答。
以来4ヵ月、この日のことばかり考えてすごしてきたのでした(笑)。

М七段と初めてお目にかかったのは2000年2月。
「Sの青春」の見本ができあがり、故・М山九段の墓前にお供えするべく、
広島に向かう途中のことでした。
乗車した新幹線が新大阪止まりだったので、乗り換えようとホームを歩いていると、
向こうから小柄なおじさんがひょこひょこ歩いてきます。
近づいてくると、まるで待ち合わせでもしていたように、手を挙げてにっこり。
「ここで会えるような気がしてたんですわ。僕の勘はだいたい当たるんです」
同行した山羽生師匠にそう話しかけてきたのでした。
以来17年、М七段には一種の超能力が備わっていると私は確信しています。
シックス・センス。いわゆる第六感ですね。
人生、リクツではない。
お会いするたびにそう痛感してきました。

当日の指導対局は下手の5勝19敗。
すべての対局者に自筆のコメントを書いて手渡してくださいます。
40人以上のプロ棋士の指導対局を目撃してきましたが、もちろんこれは初めてのこと。
さらに驚くのは、ほんとうに楽しそうに指導されていることでした。
指していて時折、「あちゃー」とか「あらら」とか、ボヤキが入る。
いくら上手でも失着はあるので、もちろん珍しいことではありません。
ただ、М七段が嘆声をもらして困った顔をされるのは、
すべて下手が逃げ方を間違えたり、決め手をのがしたりしたときなのでした。
上手を指しながら、気持ちは下手と完全に同化している。二重人格の指導対局。
やはり常人ではありません。

指導対局終了後はミニ講演会。
聞き手はもちろん新婚サンです。
サービス精神あふれる新婚サン、大きなピンクの蝶ネクタイ姿で登場されました(笑)。
私が山羽生師匠に入門して22年。
その歴史は師匠を「将棋芸者」として大成させるためにあったといっても過言ではない。
約1時間に及んだ講演会は一門の裏話あり、故・М山九段の秘められた逸話あり、
将棋の上達法からご自身の将棋人生まで縦横自在。
まことに充実した内容で、集まったみなさんにも大好評でした。
あの宴会場が私の人生の投了図だとしても、心から満足できる一夜となりました。
もし20周年があったら、迷わずМ七段をお迎えしようと思います。
М先生、まことにありがとうございました。

せっかくなので、М七段と新婚サンの飛車落ちを一局。

下手:新婚サン54歳
上手:М七段
△3四歩▲7六歩△4四歩▲4八銀
△4二銀▲4六歩△3二金▲4七銀
△5四歩▲5六銀△4三銀▲4五歩
△同 歩▲2二角成△同 金▲4五銀
△4四歩▲5六銀△3三桂▲4八飛
△3二金▲8八銀△6二玉▲7七銀
△7二玉▲7五歩△6二銀▲7六銀
△5三銀▲6六歩△4五歩▲3八金
△4四銀右▲6八玉△4六歩▲同 飛
△5五銀▲同 銀△同 歩▲4四歩
△5四銀▲2一角△4五銀打▲3二角成
△4六銀▲5四馬△4五角▲4三馬
△8九角成▲6一馬△同 玉▲5三銀
△5七銀成▲同 玉△5六馬▲6八玉
△5七角▲5九玉△投了
 

例会報告&雑感

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 5月29日(月)16時02分8秒
返信・引用
  すっかりマンネリ化してしまった本掲示板ですが、今回も例会ご報告です。
今月のゲストはぴかぴかの一年生棋士、S本新四段でした。
仲介してくれたK尾師範代とは、S励会時代からの仲よしだそうです。
180センチ近いと思われる長身で、礼儀正しくとてもスマート。
指導対局のあとはソフトな声で的確なアドバイスをしてくださり、
教えていただいた一同、みんなファンになってしまったようです。
結果は下手4勝10敗。
注目の一番はなんといっても新四段vs新婚さん(笑)。
29歳差なので、ちょうど親子対決といった趣です。
私が「この対局だけは容赦なくお願いします」と申し上げたのが効いたのか、
例の飛車落ち完封マサチューセッツ戦法(笑)は完全に空振りでした。
この対局の詳しい棋譜と解説は、当の新婚さんがアップしてくれるでしょう。
S本新四段の各棋戦でのご活躍を心よりお祈りします。

かつて手合い学では独自の調査と考察(笑)に基づき、
24レーティングと道場段位、K修会やS励会のクラスを関連づけて、
将棋を指す人々すべての棋力を計る基準を作ったことがありました。
最近では教室の子たちがS励会に入ったり、K修会にもたくさん在籍しているので、
昔よりはるかに多くの生きたサンプルを利用できるようになっています。
手合い学にとって理想的な環境ですね。
昔つくった表の主な部分を再掲しておきましょう。
冒頭の段級は「手合い学オリジナル」のものです。

11段 H生四冠(当時)、W辺永世竜王
十段 A級、B1上位、タイトル保持者
九段 B1中位~C1上位、C2トップ
八段 C1下位、C2、奨励会三段トップ
七段 S励会三段、アマトップ5
六段 S励会有段者、アマ強豪、24R2800以上
五段 S励会1~2級、県代表常連、2700以上
四段 S励会3~4級、並県代表、2500以上
三段 S励会4~5級、2350以上
二段 S励会5~6級、2200以上、アマ五段
初段 K修会C1~2、2050以上
1級 K修会D1~2、1900以上、アマ四段
2級 K修会E1、1750以上
3級 K修会E2~F、1600以上、アマ三段(以下略)

さて、問題がいくつか生じてきました。
まず第一点。
昔とちがって24のレーティングに血道を上げる人がいなくなった(笑)。
ウォーズもあれば81もあるわけで、しかたがないですね。
とはいえ、レーティングの信頼度はいちばん高いような気もします。
その24レーティング、棋譜コレJrによれば「デフレ化しています」とのこと。
要するにかつて2200点だった人が2000点くらいに下がっているという情報です。
第二点。
連盟道場の段位が10年前より厳しくなっている可能性があります。
たしかに私が初段にのぼりつめた20年前(のぼりつめたと書いたとおり、その上はなかった……)、
1級から初段へは7連勝でよかったのが、いまは8連勝。
その上も順次きびしくなっているので、昔の段位は甘かったかもしれません。
第三点。
S励会のレベルが上がっている可能性。
これはI塚七段が指摘されていましたので、信用できます。

順をおって検証してみましょう。
まず24レーティングのデフレ化ですが、正直に言ってこれはわかりません。
試みに巨漢Tコーチの例でみると、たしかに2400点台が200点ほど下がっている。
さる新婚さんは現状1650点。
お見舞い申し上げるレベルですが、もともと500点くらい平気でアップダウンする人なので、これはサンプルにならない。
S励会員については、3級前後の子たちが2500点台なので、変わっていないとも言えます。
K修会が問題で、クールボーイの2600点、C1君の2500点と、
デフレどころかインフレの実例がいてわけがわからなくなります。
教室レーティングでC1の下に位置する子が2000点台。
これもC2050点という昔の表に沿った数字ですね。
とりあえず昔と変わらない実例のほうが多いので、
これは今後の研究課題ということにして話を進めましょう。

連盟道場の段位は厳しくなっているか。
いちばん最近、三段に昇段したのはWH君。社団戦シルバーチーム期待の星です。
24レーティングは1740点。昔の表では、三段1600点なので、厳しくなっている例証にはなりそうです。
二段で指し分けという感じの詰将棋作家2世HA君はいま24実験中。
これまでのイメージでは、1600点~1700点の間とにらんでいます。
ということは、連盟三段1700点説が浮上してきました。
最新の傍証は先週土曜日、教室見学にきたM君。
K修会D2にして連盟道場初段と言うのです。
1年くらい連盟道場に行ってないのではないか、と訊ねたところ、
月1~2回は定期的に通っていて、どうしても星が集まらないとのこと。
ではK修会D2がマグレなのか。
指させてみたら、D1、D2に連勝。どうみてもマグレではありません。
どうやら連盟道場の段位デフレ化は正しいことがわかりました。

そんなわけで見直しを迫られる手合い学――。
まあ勝負の世界を数字で割り切ろうというのが無理というものですね。
昨日のD杯青少年大会。
小学生から高校生までの大会ですが、教室のアイドルKS君が準優勝。
教室レーティングでは小学生6位です。
それが高校強豪、中学強豪(昨年の中学J名人)を撃破。
最後はやはり中学強豪に敗れましたが、小5の快進撃にはびっくりです。
決勝戦で負けた相手を検索してみました。
そこで見たデータはまさに衝撃的。
相手の子は小3のとき、S学館学年大会の優勝者でした。
そのときの2位は現在S励会初段。中3初段ですから有望株ですね。
問題は3位。現在プロで19連勝している人と同姓同名なのでした。
現在中3で同姓同名、しかも将棋が強いので、別人ではないでしょう。
KS君の活躍とはあまり関係ないものの、F井四段の小3時代って、
つい最近のことだったことを実感させられるできごとでした。
 

例会御礼

 投稿者:手合い係  投稿日:2017年 5月 5日(金)18時47分40秒
返信・引用
  28日の例会にご参加いただいたみなさん、おつかれさまでした。
月曜日に大事な対局をひかえていたにもかかわらず、
長時間にわたってご指導いただいたK八段には心より御礼を申し上げます。
その対局、2期連続のO位戦挑戦に向けて大きな一勝でした。
秒読みに入った九段ご昇段とあわせて、大いに期待しています。
指導対局の結果は少年の部が全敗、大人の部が4勝15敗。
厳しいご指導だけに、1勝の重みがちがいますね。
勝たせていただいたのはまず、社団戦シルバーチーム、師範パパの飛車落ち。
ついで今期からフル出場予定のチャイルドチーム、声楽家M君の角落ちです。
1部に復帰したヤングチームでは、受け師C君が角落ちで勝利。
ホンモノの受け師に勝たせていただいたからには、今期の活躍は折り紙付きです。
最後はK君兄弟パパが二枚落ちでの金星。二枚落ちで勝つのはほんとにたいへんです。
長男君とシノギを削る連盟道場初段レースは、パパが一歩リードという感じでしょうか。
いつもながら楽しい一夜でした。

このところ私の携帯には民放のテレビ局からよく電話が入ります。
用件はみんな同じで、F井S太四段がらみの取材。
?ーこのところ将棋教室の入会者が急増しているそうですが?
「いえ、それは1年以上前からの話ですね」
――F井四段にあこがれて将棋を始めたお子さんが多いでしょう?
「いえ、いまのところそういう話は一人も聞いていません」
――今日これから将棋教室の様子を撮影したいのですが……。
「いえ、今日はやっていません」
あまりに多いので今日の朝刊テレビ欄を見たら、F井四段が6回も登場しています。
ある番組を見ていたら、10歳くらいの子が目を輝かせて「ボクもプロ棋士になりたい?」。
あどけないといえばそうなのですが、当のF井四段とせいぜい4~5歳しかちがわないんですよね。
9歳にしてK修会B1、小学6年でS励会二段。
三段昇段があと1ヵ月早ければ中1四段の可能性さえあった……。
同年代のお子さんをたくさん見ているだけに、そのモンスターぶりを実感してしまいます。
いま教室には小2二段、同じく初段、小1で1級と有望株がひしめいているのですが、
F井四段の存在が「早熟感」をどんどんインフレ化させている。
この4月に年中組に上がったばかりのK太君は17級。
1年以内に初段を期待するのは異常でしょうか?(笑)



 

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