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アマR王戦

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 6月23日(日)23時49分19秒
返信・引用
  2ヵ月ほど前、平成最後の特別イベントを開催したとき、
関西からはるばる駆けつけてくださったK作最高顧問は、
その前日がアマR王戦N良予選に出場されていました。
全国大会で一昨年4位、昨年3位。
50代後半にして伸びざかりというすばらしい実績です。
今年は当然、決勝進出が期待されましたが、惜しくも4位。
まことに残念とはいえ、3年連続でのプロ棋戦出場です。
間違いなく過去最高記録でしょう。
ベスト8のうちK作さん以外は一番年長で30代前半です。
最近のヒット番組風にいえば「ぽつんと最高齢」(笑)。
プロ棋戦初勝利を心より期待しています。


 
 

K音高く

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 6月10日(月)16時30分58秒
返信・引用
  人それぞれ、人生には大きな節目というものがあります。
私のように起伏にとぼしい人生を送っていても、節目というものはあるものなのに、
すっかり忘れていたのがわれながら情けない。
2009年5月31日、日曜日。目覚めた私は厳粛な気持ちで庭に出ました。
五月晴れの空はまことに澄明な水色で、これから行う儀式にふさわしい気がしたものです。
その2日前、かかりつけのクリニックで血圧が過去最高を更新。
U医師からかなり厳しく禁煙を申し渡されたのでした。
ついにくるべきときがきた……。
選択の余地はすでにないとはいえ、未練がましくも土曜日に1箱だけ購入。
最後の1本を残しておいて、31日の朝を迎えたのでした。
発売以来24年、およそ35万本を灰にしてきたピース・ライトともこれでお別れか。
はてしない惜別の思いとともに、ひとすじの煙が水色の空に吸い込まれていきました。
以来、1本も喫わないまま10年がすぎたというわけです。

こよなく愛するピース・ライトとの別れ。
巨大な喪失感を癒してくれたのは教室に通う「将棋の子」たちです。
名簿を見ると、2009年5月には1年生のR君、6月には3年生のHS君が入会。
初心者教室としてスタートして3年目に入り、少しずつ有段者が出はじめたころでした。
それから10年、R君はS励会二段となり、HS君はW大の1年生。
思えばずいぶん長い禁煙です。
私は1度しか禁煙していませんが、この間、山羽生師匠は50回以上禁煙しているにちがいない(笑)。
禁煙してしみじみよかったのは、長時間にわたる手合い係が可能なこと(笑)。
この時代、ヘビースモーカーではまず手合い係はつとまりません。

8日のE研にはR君を筆頭にS励会員が8人、K修会員も4人ほど参加。
今回はゲストとして新G生名人がきてくれました。
T大1年生のAY君、元K修会員です。
T下師範代はS励会員時代にK修会の幹事を経験しており、
そのころの有望少年は軒並み社D戦T下軍団で働かされている(笑)。
今期は初日で当道場とT下軍団が当たっており、AY君も出場確実です。
そんなこともあって注目していたのですが、さすがにG生名人強し。
中学生S励会員4人と指して3勝1敗でした。
もちろん中学生といっても超有望株ぞろいなので、この結果は私の想像以上。
ちょっとした自慢になりますが、AY君はI城県出身です。
いま教室はI城閥が幅を利かせている(笑)。
手合い係の私に、コーチには元N大主将のNY君。
K修会員BクラスのМC君がいるし、教室女子トップのМちゃんはパパもアマ強豪です。
これまで将棋界では日陰の存在だったI城県ですが、今後は躍進間違いなし(笑)。
ちなみに先日の書き込みでご紹介した逸材X君は、公約どおり(笑)13:00に登場。
研究会につき何度かメールのやりとりをしたところ、とても礼儀正しく、
文面もしっかりしていて感心してしまいました。
X君の名誉のために付言しておきます。

10年禁煙している間に、ずいぶん多くのS励会員、K修会員を見てきました。
最近読んだS川М晴さんの「K音高く」はこれまでの将棋小説とはひと味ちがいます。
超人的な天才や、とんでもない変人は出てこない。
ごくふつうの少年たちが将棋と出会い、教室やK修会で強くなり、あるいはS励会に入る。
無事にプロになる人、観戦記者に転身する人など、それぞれの人間模様がほのぼのと描かれ、
いささかなりとも舞台の裏側を知っている私が読んで、ほとんど違和感がありません。
お子さんたちにも安心して勧められる一冊でした。
 

将棋ワールド

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 6月 4日(火)16時23分42秒
返信・引用
  H生九段の通算勝利数新記録なるか。
本日のN瀬A王との対局は0位リーグのプレーオフでもある大一番。
こう書くと、当掲示板をごらんのみなさんの中には4月の書き込みを思い出す方も……
そんなヒマな人はいないですよね、まさか(笑)。

そのとき私がH生九段と雑談したのは、
いま発売中の「将棋ワールド」の対談に陪席したからでした。
巻頭のカラーページでH生九段と対談しているS教授は私の大学時代の同級生。
片や世界的心理学者となり、もう一人は世界で唯一の手合い学者となった(笑)。
S教授はもう20年以上前にアメリカの大学に移ったのでしたが、
「将棋ワールド」は欠かさず取り寄せて愛読してきた熱烈将棋ファンです。
さる講演会の企画があり、「貴兄に仕事を頼むのも人生最後だから」といって、
破格の謝礼(もちろん安いという意味で)、飛行機代ゼロという劣悪な条件で引き受けてもらったのです。
いくらなんでも申し訳ないので、今回の対談企画を編集長に持ちこみました。
教授はことのほか喜んでくれたのですが、陪席した私のほうが余得というもの。
対談後はF井七段の対局までちゃっかり見学してしまったのでした。

こうして教授とは「人生最後の仕事」ができました。
おそらく私がH生九段に仕事をお願いするのもこれが最後でしょう。
最初は月刊誌のグラビア企画で、新進気鋭の高1棋士を紹介する取材でした。
手帳を探してみたら、33年前の7月11日に「12:30 H生四段 S棋会館」とあります。
ちなみに午前中はY政省で取材、夜は三冠王のO合選手を飲み屋で取材。
31歳の雑誌屋、さすがに忙しそうです。
2度目は14年後、「Sの青春」に推薦文をいただくという仕事がありました。
そしてその19年後が今回。将棋ファン冥利に尽きるというものですね。
それもこれも編集長Tさんのおかげです。
ふだんは「将棋ワールド」を買わない方も、今月号だけはぜひお買い求めください。
 

二枚落ち

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 6月 3日(月)15時54分37秒
返信・引用
  1週間前に約束したとおり、盤駒を携えてS病院に行ってきました。
自宅には駒は何組かあったものの、携帯できる盤がありません。
しかたがないので、紙にマジックで線を引き、
クリアファイルにテープで止めて手作りしました。
病院は昨年、見舞いに行った帰りに左折禁止違反で捕まった因縁の場所。
もちろん今回は、迷わず電車に乗りました(笑)。

T畑さんはちょうどリハビリ中。
設備も整い、スタッフはみなさんとても親切で居心地がよさそうです。
車椅子で病室にもどってきたT畑さんに盤駒を見せるとビックリした表情。
それでも駒箱を開けると、ごく自然に駒を並べはじめました。
おそらく駒を手にするのは79日ぶりのはずです。
人生初の大ブランクと思われますが、二枚落ちで指しはじめると何の違和感もありません。
ことばで会話するのは困難ですが、盤上のコミュニケーションは別モノ。
私の二歩突っ切りに対して、上手はすらすらと駒組を進めます。
私も万感胸にせまるものがありましたが、T畑さんはさらに感無量でしょう。
将棋を指せるよろこびが指からあふれ出てくる。そんな印象です。

局面は中盤にさしかかり、調子よく攻めていたはずの下手でしたが、
いつの間にか膠着状態に陥ってしまっています。
飛車先が突破できそうで、なかなか思うにまかせない。
こうなると下手が勝つのはまずムリというもの。
最後の突進とばかりに勝負手を繰り出すと、
上手が「あ、これは」と声に出して投了のしぐさをされました。
どうみても駒落ち特有の「思いやり投了」(笑)です。

要するに脳内は完全に健常者なんですね。
相手のことばはすべて理解しているし、将棋の読みもふだんと同じ。
なのに身体にマヒがあり、ことばが思うようには出てこない。
そのもどかしさたるや、想像もつきません。
看護師さんによれば、いろんな人と接触し、コミュニケーションをとるのは、
とてもよい刺激になるし、いちばんのリハビリとのことです。
お時間のある方、クルマでなく電車でお見舞いにぜひ。



 

奇跡の回復

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 5月28日(火)17時26分56秒
返信・引用
  T畑六段が入院されて2ヵ月になります。
当掲示板でいえばちょうどジャーナリストM君披露宴の日に倒れたのでした。
最初にお見舞いに行ったのは入院して10日後のこと。
看護師さんも、誰がきたかは理解しているはずというのが精一杯でした。
ひと月ほどたって見舞ったときは、しっかり両眼が開き、
私が誰かわかりますねと訊ねると、きちんとうなずいてくれたのです。
とはいえ、コミュニケーションが成立するまでは遠い道のりと思っていました。

近親者の方から、T畑六段がリハビリ病院に移り、ことばが出始めたと聞いたのが数日前。
失礼ながら半信半疑で行ってみたのです。
T畑さんは車椅子に端然と座ってテレビをごらんになっていました。
かなりスリムになった顔つきは健康そうで、それだけで不覚にも私は胸がいっぱい。
気がつけば一方的に、弾丸のようにしゃべり続けてしまいました。
教室のこと、S励会員たちの昇級、昇段のこと、M君の結婚式の話……。
T畑さんは時に驚きの表情を浮かべ、時に吹き出しそうに笑って話を聞いてくれました。
某S励会員がO六段の順位戦昇級祝いに作った初形「C1」の詰将棋を見せたら、
食いいるようにタブレットの画面覗きこんで読みを入れている様子。
こんな感動的なシーン、そう出会えるものではありません。
次にお見舞いに行くときは盤駒を携え、四枚落ちを教わることにしましょう。
食事も3日前からとれるようになったそうです。
ちなみに私が二度お見舞いに行ったことはまったく覚えていないそうです。


 

逸材登場

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 5月27日(月)17時05分26秒
返信・引用
  24日の例会にご参加くださったみなさん、おつかれさまでした。
指導対局は少年4勝3敗、大人6勝7敗で、計10勝10敗ときれいに指し分け。
大人の部の飛車落ちでは、棋譜コレさんが快勝しました。
ご指導のT六段がブログで紹介した攻略法をみごとに指しこなしたそうです。
同じく飛車落ちのH高さんもそのブログはごらんになっていて、
T六段が「みなさんに使っていただいて何より」と喜んでいらっしゃいました。

その翌日はE研。
現役三段の青年が特別参加してくれるというので、私も興味津々でした。
この日は他にも初参加のS励会有段者X君が登場する予定です。
X君は旧知の棋士のお弟子さんで高校生。
師匠によれば人見知りする子で研究会にもあまり参加していないとのこと。
あいにく運動会やら試験やらで、肝心のI塚門下の主力が少ないのが残念でした。

もともとE研は4年前、まだ一門S励会員がR君だけだったころスタートしました。
K尾師範代を指導役に、少年たちが7人。
そこに秋田の星Tさんや、ジャーナリストМ君が参加していました。
持ち時間15分30秒。ただしK尾師範代だけは初手から30秒。
それでも師範代の勝率9割以上という研究会です。
ほぼ成り行きでリーグ戦をやればいいので、手合いをつけるのもラクでした。
時は移り、レギュラーのS励会有段者が4人いて、6級まで各級がずらり。
さらにK修会員のトップクラスが数人参加するので、手合いをつけるのがたいへんです。
たまに保護者の方からは、「できるだけ強い人と指させてほしい」とご要望があるのですが、
その「強い人」は「もっと強い人」と指したいわけで、ここが研究会の悩みどころ。
私としては、S励会員には一瞬たりとも無駄な時間をすごさせたくない。
そんなわけで、出席メンバーが確定すると同時に手合いの構想を練りはじめるというわけです。

さて、土曜日。
社D戦などとちがって、スタート時間の10分前にはほとんどのメンバーがそろいます。
ところが新人X君が現れません。
師匠にメールしたら、「10時に行くと言ってたので、連絡してみます」との返信。
私が前日に練った構想では、有段者4人は午後に持ち時間の長いリーグ戦の予定です。
20分60秒で3局。ちょうど午後いっぱいかかる。
とりあえず指し始めていると、X君師匠からメール。「連絡つきません」。
これは困った。
有段者のスパーリング相手になるのはK尾師範代、T大ロータス君などですが、
その二人は午後から教室アマ有段者の指導に回ってしまう……。
やきもきしていたら13:00ちょうど、X君がドアを開けてのそりと入ってきました。
印象的なのは腕の長さと茫洋とした表情。なんだか眠そうです(笑)。

こうして有段者4人のリーグ戦が無事にはじまりました。
手合い係の特権で、そのリーグ戦は私がすわっている席の横に設定(笑)。
茫洋とした表情のX君も、対局がはじまると顔つきが変わります。
4人とも序盤からエンジンフル回転の様相で、一瞬も目が離せない。
迫力満点の将棋を盤側で見られたのは至福のひとときでした。
結果だけ書くと、現役三段は当然ながらものすごく強かったです。
今期三段リーグで昇段を決めたら、秋には例会で指導していただくので、
みなさんも大いにご期待ください。

夜はX君の師匠もお見えになり、近所の中華屋で夕食会。
この席上で、X君が大物ぶりを発揮。
私はすっかりX君ファンになってしまったのでした。
X君は家が遠いこともあり、師匠も直接会って話すのは久しぶりとのこと。
横で聞いていても、弟子を思いやる師匠の気持ちがひしひしと伝わってきます。
「とにかくこの子は社交性がとぼしくて心配なんですよ。
I塚門下の子たちはみんな優秀なので、ぜひ今後とも付き合ってやってください」
X君はときどき上目づかいに師匠の顔色を伺いつつ、黙々とラーメンをすすっています。
「X君。最近はどうなんだ? 調子よくないみたいだけど、絶対Bなんか取るなよ。
Bがつくと回りの子たちになめてかかられるからな。
もう上はほとんどいないんだから、ちゃんとやればそんなに負けるわけないだろう」
X君は箸をとめてぽつりとつぶやきました。「無理っす」。
思わず私は聞き間違いかと耳をそばだてたのですが、たしかに「無理」と聞こえました。
「え、なに? なんて言った、いま?」
師匠が重ねて聞くと、こんどは少し大きな声が聞こえました。
「無理っす。香落ち上手、勝てないっす」
目を泳がせながらも真っ向から否定(笑)。
こう書くと反抗的に感じられるかもしれませんが、まったく印象がちがうのです。
X君は師匠の問いをちゃんと受け止め、一生懸命、自分の気持ちを正直に答えている。
香落ち上手、たいへんなんだろうなあ。しみじみそう感じさせられてしまいました。
とはいっても師匠としてはそうもいかない。
「おまえなあ。そんなわけないだろう。もっと自信を持てよ、強いんだから。
せっかくいい研究会に入れてもらったんだし、次からは10:00にこいよ、ちゃんと」
ここは私もぜひそうしてほしいところ。
何と答えるかと思えば、「いや、13:00にきます」と今度はキッパリ(笑)。
「ナニ? いくら遠いといっても、8:00に起きれば間に合うだろ。
いつも学校に行くときは何時に起きるんだ?」
「6:30っす」
「じゃあ大丈夫だろう」
「いや、無理っす。土曜日の朝は寝たいっす」
ここだけは譲れないといった風情で、チャーシュウを箸にはさんだまま、
必死に朝寝の権利を主張するX君。
もう私は笑いをこらえるのに必死です(笑)。
さすがに時間も遅くなってきて、帰りの電車を気にしたのは師匠のほう。
「〇〇線に乗ればいちばん早く着くんじゃないか」
スマホで検索していたX君はここでも反論する(笑)。
「××線のほうが200円安いっす。××線に乗ります」
「200円なら早いほうがいいだろう。パスモのチャージが足りないのか」
「ギリギリかもしれないっす」
「じゃあお金を貸してあげるからそれでチャージしなさい」
X君、ごそごそと荷物をかき回してニッコリほほえみました。
「財布の中に5000円札あったっす」
「早く言え、早く!」といいながら、師匠もついに笑いだしてしまいました。

ここまで浮世ばなれした会話は聞いたことがありません。
研究会で放っていた鋭い視線とのギャップのすごさ。
X君、とても味のある将棋指しになりそうな気がします。
 

訂正

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 5月23日(木)13時11分31秒
返信・引用
  H生十八世は十九世の間違いです。
途中で気がついたのですが、直し漏れ。
失礼しました。
 

大記録

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 5月23日(木)13時09分58秒
返信・引用
  ご本人はほとんど意識していなかったと思われるものの、
H生十八世М人の通算勝ち星がО山十五世М人の記録に並ぶのは、
将棋ファンにとって歴史的な出来事ですね。
しかもその大一番の相手がT川十七世というのも作ったような対局です。
タイ記録と言っても、もしH生十九世が勝てばの話ですが。

しかもしかも、この対局は今日で同一対戦カード歴代2位に並びました。
О山十五世対М田幸三と同じ、167局目に当たっているのです。
このカード、歴代1位のN原十六世対Y長戦まであと20局。
私としてはぜひ抜いてほしいのですが、かなり厳しいでしょうか……。
 

特別イベント

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 5月 2日(木)01時02分50秒
返信・引用
  平成最後の日。
S神井集会所でビッグ・イベントを開催しました。
集まった顔ぶれから見ても、夢のような団体戦です。
うち2チームは昨年度社D戦準優勝の当道場チームと3位のT下軍団。
あとの2チームが団体戦としてはきわめて異色です。
ひとつはI塚一門のS励会員チーム。
もうひとつはK東学生連合。強豪大学のエースが集結しました。
その4チーム各7人の団体リーグ戦というわけです。

当道場は師範、たまゆら先生、K尾師範代、右玉Fさん、勝負師N君、ジャーナリストM君。
そこにK作最高顧問が新幹線でかけつけてくださり、強力メンバーがそろいました。
元S励会三段3人を擁して経歴と平均年齢では他チームを圧倒(笑)。

T下軍団はM大OBのT下主将、同じくM大OBで教室コーチのIS君、
序盤中盤終盤に隙がないT大元主将ОY君、同じくT大OBでマグロ名人TW君、
R大OBで中継記者の強豪KKさん、同じくR大OBのZ君兄、H大の現役強豪OK君。
東西の学生棋界で活躍した有名OB選手がずらりと名を連ねました。

K東学生連合はいま最強と評判のW大からND君とZ君弟と新旧両エースが参加。
T大からは学生二冠のカルタ君と昨年の学生J優勝のロータス君、
北陸のプリンスTY君、T洋大のTR君、主将はT工大エースのエンジニアОH君。
K東の学生としてはほぼベスト・メンバーと思わるチームとなっています。

メンバーは1回ごとに変更可、ただし両チームとも1名ずつ位置を指定できる。
たとえば学生チームがK作さんを1将に指定し、W大の後輩を当てることが可能です。
ほぼ定刻に全チーム7人ぴったりそろって対局開始。

1回戦。
くじ引きの結果、昨年の社D戦2位と3位が激突しました。
T下軍団はK作さんを1将に指名し、スキナシОY君を当ててきました。
K作さんは名門N高で将棋を教えており、スキナシ君はいわば愛弟子。
この将棋は大激戦となり、最後、スキナシ君が97に桂馬を放り込んだのが寄せの妙手で、
師匠K作さんにみごと恩返しをはたしました。
2将では師範とT下師範代が激突。
師範が飛車を成り込み、さらに送りの手筋が決まってシロウト目にも受けなしに見えます。
そこから師範代の頑強な抵抗がはじまり、あわや切れたかという局面も。
投了かと思われたところから延々20分は指しつづけたでしょうか。
さすが師範、最後まで正確に指して貫録を示しました。
終わってみれば勝ったのは師範だけで、なんと1-6でT下軍団の勝利。

1回戦もう1局は注目のS励会員vsK東学生連合です。
一門R君は残念ながら都合がつかず、E研常連でいまや一門同然の右玉YR君が参加。
J君、ケン君、シ君、リン君、クールボーイ君、ハードパンチャーKA君の7人です。
初段3人、1級、2級、4級2人で、7人の平均はおよそ1.5級。
結果は4-3で学生連合の勝ちとなりました。
勝敗を分けた最大のポイントは、3-3で最後に残ったシ君とT大カルタ君の大激戦。
カルタ君の金星といっては学生二冠に失礼でしょうか。
ちなみに学生側で勝った4人は全員、今年の学生名人戦のK東代表です。

ふつうなら勝ち同士を当てるところですが、2回戦は勝ちと負けで組みました。
長くなるので結果だけ書けば、S励会員がT下軍団を4-3で倒し、
当道場が学生連合を同じく4-3で倒して全チーム1勝1敗で並びます。

3回戦。
当道場とS励会員の一戦は、ほぼ全員が指導の形で教え、教えられた関係です。
師範は2回戦でもW大のエースND君を破って絶好調でしたが、ケン君に敗北。
3将はたまゆら先生とリン君の同名対決。
初対局は4年前、退会したばかりのたまゆら先生に文字通り教えていただいたのでした。
今回は「完敗でした。また教えていただきたいです」とたまゆら先生。
2将はジャーナリストM君がシ君に敗れ、大将K作さんも右玉YR君に苦杯を喫しました。
「いやあ、老獪ですねえ。まったく攻めてこないので、こちらから無理攻めしちゃって……」
年齢差40歳にして先輩に老獪と言わしめる勝負師ぶり。頼もしいかぎりです。
結果は少年たちの4-3勝ち。

残るは学生連合とT下軍団。
注目はカルタ君とスキナシ君のT大対決でしたが、ここは先輩が貫録を示します。
ただし結果は4-3で学生連合の勝利。
総合成績2-1でS励会員と学生連合が並び、勝ち数も同点でした。
直接対決で勝った学生連合が優勝ということになります。

優勝 K東学生連合2勝1敗(勝ち数11)
2位 S励会員チーム2勝1敗(勝ち数11)
3位 T下軍団1勝2敗(勝ち数12)
4位 当道場1勝2敗(勝ち数8)

団体戦終了後、全勝者によるトーナメントがあり、スキナシ君がみごと優勝しました。
準決勝ではスキナシ君とリン君という好取組があり、私が記録係。
この将棋、私が見ても中盤の入り口でリン君に失着があり、大差となります。
そこからリン君が勝負手を連発して猛追。手に汗にぎる一手争いとなりました。
最後、リン君がスキナシ君玉に必至をかけて手を渡す。詰まなければ逆転です。
そこでスキナシ君が放ったのが97に桂馬を捨てる王手。
みごとな即詰みとなりました。
一日に2回、同じ人が同じ場所に桂馬を捨てる妙手を放つ。
こんな偶然ってあるんですね。
手合い係冥利に尽きる平成最後の一日でした。
 

例会御礼

 投稿者:手合い係  投稿日:2019年 4月27日(土)10時07分59秒
返信・引用
  昨日は通算第202回、ついに平成最後の例会となりました。
参加されたみなさん、おつかれさまでした。
令和となっても引きつづきよろしくお願いいたします。
師範の指導対局の戦績は、少年たち0勝7敗、大人6勝7敗。
指導棋士となって1年弱、スタイルが定着してきた感じですね。
みなさんには師範勤務先のО万両本舗特製モナカの大盤振る舞い。
いつもながら、アンコがすこぶる美味でありました。
ただいま全国のQイーンズI勢丹で特別セール中だそうです。
S神井店にもあるはずなので、みなさん売り切れないうちにぜひ!

年齢の割に将棋ファン歴の短い私にとって、将棋に関しては平成がすべてです。
平成がスタートした年に初タイトルを取ったH生永世七冠、
平成の掉尾をまぶしいほどに飾ったF井七段のお姿を目撃し、思い残すことはありません。
が、手合い係としてはあとひとつだけ、平成最後の最後に大イベントを企画しています。
令和になったらご報告しますのでお楽しみに。
 

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