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1部と7部

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 9月24日(月)07時06分48秒
返信・引用
  みなさん、おつかれさまでした。
私はいま旅行中ですが、いただいたメールによれば、
7部は10ポイントだったとのこと。
昨年の6部は10ポイントが4位~5位だったので、微妙なところです。

1部はたまゆら先生と勝負師N君全勝で10ポイント。
K尾師範代は3連勝のあと痛恨の二歩……
お相手がD場対抗戦につづいてE藤さんというのも無念なところです。
初参加のT大大物新人、I R君も3勝していて、18ポイント+α。
昨年のボーダーが21ポイントなので、これまた微妙なところですね。

教室チームはツメキスト2世HA君も3勝していて、
監督報告と合わせると最低13ポイント。
あと3人出ていたはずなので、0.1ポイントは入ったでしょう。

5部は棋譜コレさんご報告のとおり微妙。
微妙×3と有望×1ということで、全体に善戦だったと思います。
最終日もよろしくお願いいたします。
 
 

団体個人戦

 投稿者:教室チーム監督  投稿日:2018年 9月23日(日)22時55分42秒
返信・引用
  Sで出場したA君と僕はともに1-3
AはHN君が4連勝、Mさんが3連勝したところまで確認できました。
他チームの様子がわからないのですが、最終日も残留に向けて頑張ります。
 

社団戦4日目個人戦

 投稿者:棋譜コレクター  投稿日:2018年 9月23日(日)20時45分37秒
返信・引用
  心の駒は3勝2人、2勝2人、1勝3人という結果で、13点。0.1が取れるかどうかといったところでしょうか。  

D場対抗戦

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 9月19日(水)15時09分24秒
返信・引用
  月曜日は恒例のD場対抗戦。
なんども書いてきたのでみなさんご記憶かと思います。
優勝J万円、準優勝S万円。
飢えたオオカミみたいな連中が集まってきます。
この大会優勝は私にとって10年来の悲願。
今回は賞金がかかるとめっぽう強いT下師範代が所用で欠席。痛い。

Aチームはちびっ子軍団。
早指しWH君、ツメキスト2世HA君、弾丸より速い8君。
初陣の若武者にとって大手柄となる大将首がそこらじゅうに転がっています。
ツメキストRi君が10歳にして元奨励会三段を討ち取ったのもこの大会でした。
誰かが大将首をとって名を上げることができるかどうか。

Bチームは教室の親子鷹、Tさん親子にピアニストFA君。
TT君はK修会C1、パパのTJさんはアマ強豪。
ここは強豪チームに一発入る可能性を秘めています。

Cチームはたまゆら先生、元T大主将OY君、北陸のプリンスTY君。
OY君は序盤中盤終盤すべてに隙のないスキナシ君ですね。
朝日オープンで若手プロを追い詰めた将棋は記憶に新しいところ。
北陸のプリンスは元奨三段キラー。
「いや、そんなことはありません。勝てたのは1人だけ……あ、2人か」
あくまで謙虚なプリンス君ですが、つい最近、アマО将北陸大会で準優勝。
J万円の可能性を大いに秘めたチームです。

Dチームは師範、K尾師範代、TJ。
最近めったに指さないTJですが、師範からの召集とあっては断れません。
ここは師範代全勝、あとの2人が交互に勝つという作戦でJ万円を目指す、と。

全部で50チームが参加しています。
例によって全国大会優勝経験者がざっと30人はいるでしょうか。
元奨三段も石を投げれば当たりそうです。
クジで4チームずつに分かれ、2連勝がAトーナメント、
1勝1敗がB1、1敗1勝がB2、2連敗がC。
予選で1敗した瞬間にJ万円は夢と散ります。

予選スタート。
Aチームの相手はやはり一発狙いのちびっ子軍団。
早々に勝ったWH君が私のところに駆け寄ってきました。
「ぼくと8が勝ってチーム勝ち。Aは序盤で銀損して必敗形」
味方のHA君が負けそうだというのに、なぜかとてもうれしそう。
「Nき虫しょったんの奇跡」の少年時代のくだりにも頻出しますが、
将棋のライバル関係は、自分だけがいい目を見たいんですね(笑)。
その後、HA君は延々と粘ってみごと逆転し3-0勝ち。
2回戦はベテランチームと当たって力及ばず、B1トーナメントに回ります。

Bチームは当たりが厳しく、残念ながら2連敗でCトーナメントへ。
ふと見るとピアニストFA君が学生トップクラスの強豪と指していました。
「いやあ序盤で失敗しちゃって……」
いや、あの相手では序盤がこれ以上ないほどうまくいっても勝てないよ。
「え、そんな強い人なんですか」
中学、高校、大学とすべて全国優勝経験者。
そういう人が目立たないのがこの大会のすごいところです。

Cチームは無風状態……と思っていました。
戦力的にもおそらく50チーム中8位には入るだろうし、
リーグにも超強豪の顔は見当たりません。
1回戦は順当に勝ち、2回戦の途中で知人から声がかかります。
「これは好取組ですね」
え? 知らない若者3人組だけどひょっとして強いの?
「知らないんですか。あれがW三兄弟ですよ」
なんと神奈川が誇る強豪三兄弟なのでした。
大熱戦の末、なんとか2-1で勝利。
北陸のプリンスが長兄の元奨三段を倒しています。さすが元奨三段キラー。

Dチームの組み合わせはと見れば、2回戦の相手が難敵です。
A山さん、E藤さん、T中さん、A柳さん。全国タイトルのそろい踏み。
ちなみにそのチームの1回戦の相手は、Dの穴ちびっ子軍団でした。
1回戦はО徒町チームですが、みんな知らない顔です。
師範の相手は若そうな、そうでもなさそうな……。
終わってみれば2-1でしたが、相手の正体はなんとRМ大の精鋭。
前日まで大学の団体戦が東京で開催されていたので、ついでに残ったのですね。
地雷どころではありません。現役の新旧エースに強豪ОB。
こちらは元奨三段、初段、元T大主将ですが、ランクは向こうのほうが上ではないか。
ともあれ勝ちは勝ち。2回戦は例のスーパーベテラン組です。
3局とも熱戦となり、最後は平均年齢の差が出たか、2-1で勝利。
こうしてCとDはJ万円トーナメントに進んだのでした。

決勝トーナメント。
Aチームのちびっ子軍団はとんでもないチームを引き当てました。
大将がRコーの重鎮、TSさん。真ん中は元奨三段のCKさん。
始まったと思ったら、8君の席が空いている。
「不戦勝だったの?」と聞けば、「すぐ負けちゃった」。
さすがに歯が立たず、0-3負け。
TSさんがHA君にとても丁寧な序盤講座をしてくださいました。

BチームはCトーナメントを順調に勝ち上がり、決勝はDの穴ちびっ子軍団。
Tさん親子、ピアニストFA君がそろって快勝しています。
結果だけみると、Dチームの予選ブロックは、Cトーナメント決勝にDの穴、
B1トーナメント決勝にスーパーベテラン組、B2トーナメントに決勝にRМ大精鋭。
なんと3チームとも各トーナメント決勝に進んでいたのでした。

Cチームはトーナメント1回戦でKしわと対戦。
またも北陸のプリンスが元奨三段を破っています。三段キラーが完全定着(笑)。
2回戦の相手はR国のベテランチーム。ランキング5位くらいの感じでしょうか。
スキナシOY君が元T大主将対決を落としてしまい、惜しくも1-2。
北陸のプリンスは4戦全勝。近いうち必ず大きな結果を出すと予想しておきましょう。

予選で強豪2連戦を制したDチーム、トーナメントのクジ運はよかったようです。
事情通の某氏が「E古田Dは準決勝まで固いですね」と教えてくれました。
結果は……1-2負け。大将、副将は師範も師範代もまったく知らない顔だそうです。
3将TJの相手だけはわかっていて、中学生時代から何度も指してきた強豪君。
その強豪君が3将に回っているということは、あとの2人も推して知るべし、ですね。
こうしてJ万円の夢はまたも持ち越しとなりました。

残念会の席上での会話。
「今日はJ万円すべて宴会につぎこむつもりだった。
本郷の有名な焼肉Jでも予約しておくのだったか」
「焼肉J、いいですね。予約困難ですが、1ヵ月前なら大丈夫でしょう」
「よし、来年はそうしよう。優勝すればタダで焼肉が食べられるわけだし、
負けたら全員罰金1万円。背水の陣で戦えるよね」
「罰金といっても、もともと1万円の焼肉なので絶対に満足できます」
「おお、とても合理的なやり方じゃないか」
そんなわけで、来年の作戦は名づけて「プロジェクト・焼肉J」。
打ち上げのみ参加ご希望の方、1万円ご用意ください。
 

社D戦3日目順位

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 9月 4日(火)11時27分50秒
返信・引用
  東将連HPが更新されました。
1部は2位。無条件残留は実質的に確定といっていいでしょう。
団体個人戦で白アルバム研以上のポイントを稼ぎ、
最終戦で同チームとの直接対決に勝てば、逆転優勝です。

2部は10位のまま。11位までが無条件残留なので実にきわどい。
11位、12位とは勝ち点同じ、勝ち数も2差と大接戦となっています。
ここも団体個人戦のポイントがきわめて大きい。

5部は6位に浮上しました。
入替戦圏内の5位とは勝ち点が同じで勝ち数も2差。
最終日は直接対決があり、しかもあとの2局の相手も同じなので、大チャンスです。
しつこいようですが、ここも団体個人戦の帰趨が焦点となりました。

7部は昇級圏内ぎりぎりの4位にふみとどまりました。
5位とは勝ち点同じで勝ち数4差。
最終日の当たりを見ると、やや有利という状況です。
くどくてすみませんが、団体個人戦でポイントがほしい(笑)。

4チームとも消化試合がひとつもない熱い戦いがつづきます。
23日、みなさんのご健闘を期待しています。
 

例会御礼&社D戦速報

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 8月28日(火)14時30分18秒
返信・引用
  金曜日の例会にご参加くださったみなさん、おつかれさまでした。
I塚七段の指導対局は5勝9敗といつものペース。
夏休みで少年たちは昼から約20人が参加し、大盛況となりました。
I塚七段、長時間のご指導まことにありがとうございます。
角落ち下手の名手、F山さんが久々に登場されたので、
居合わせたS励会初段YR君に対局をお願いしてみました。
名手F山さんも勝負手を連発しますが、それをしのぐYR君の妙手の連続に一同感嘆。
先日の手合い学で書いたとおり、「現役S励会員強し」とうなるばかりでした。

日曜日は社D戦3日目。
各チームとも正念場にさしかかっています。
ざっと概観しておきましょう。

7部は2日目終了時点で3位と昇級圏内。
この日は4局中3局が当面のライバル相手という文字通りの山場です。
結果は残念ながら1勝3敗。
すべて大接戦だっただけに悔しい一日となりました。
おそらく暫定5位になったと思われます。
団体個人戦ではぜひともポイントを挙げ、最終日に昇級の望みを託したいところ。

5部は棋譜コレ・ジュニア君が学生大会に回ったため、
助っ人として秋田の星Tさんにご登場いただきました。
Tさんは期待たがわず貫禄の4連勝。
HA君パパ4連勝、ベテランМさん3-1と気を吐き、
これに他のみなさんの星がみごとに噛み合って、チーム3勝1敗となりました。
通算でも7-5となり、無条件残留はほぼ間違いないでしょう。
ひょっとすると上の入替戦まである望外の展開となりました。

2部は来月からS励会員となるハードパンチャーKA君とアイドルKSt君の卒業試合。
強敵つづきで厳しい展開となりましたが、KA君の4連勝が大きく、
チーム2-2で通算5-7となり、残留に向けて一歩前進した形です。

1部はここまで暫定トップと夢のような展開。
この日も1局目スーパーGに4-3勝ち、2局目KT大に5-2勝ちと快調です。
ただし後方から白アルバム研がひたひたと迫ってくる。
10局目終了時点で勝ち点9、勝ち数48とぴったり並ばれてしまいました。
3局目はアマ最強の一角、KRさんを擁する強豪Rコー。
参謀の巨漢Tコーチ、師範と私でめずらしく作戦会議を開きました。
Rコーは1局目、2局目と不動のメンバーで臨んでいます。
2将のエースKRさんに誰をぶつけよう……。
たまゆら先生かK尾師範代か、はたまた浪花の大豪Kさんか。
と、そのとき、巨漢Tコーチが決然と宣言しました。
「私が行きます」
おお、なんと美しい犠牲的精神。わが屍を越えてゆけ、というわけですね。
こうなれば話は早い。
油断できない6将のベテランにはK尾師範代、しっかり取りたい7将には勝負師N君。
師範は旧知の相手大将と談合してそのまま対決して必ず勝つ、
もうひとりのエースKSさんは浪花の大豪Kさんにお願いして、ここはガチ勝負、と。
悪くても4-3、ふつうにいけば5-2で勝てる完璧な作戦です。

対局開始。
メンバー交換して並んでみたら、相手もまったく同じことを考えていた(笑)。
予定どおりだったのは1将対決と4将のKSさんvs大豪Kさんだけ……。
アマ最強KRさんは一つずれて3将席で、たまゆら先生とのエース対決。
巨漢Tコーチの2将自爆テロ作戦は、フタを開ければごくふつうの7将対決。
6将に回ったK尾師範代もごくふつうの3将対決という具合。
お互いの狙いすました秘策がみごとに一致し、真正面からの大激戦となったのでした。
こうなるとカギを握るのはもちろん大将戦ですね。
結果は……師範が4局目、6将に回ったことでお察しください(笑)。

最終局の相手は毎年のように苦杯をなめてきたS風館チーム。
上位争いという意味でもぜひ勝っておきたいところです。
結果は望外の5-2勝ち。
天才・銀河先生を討ち取った勝負師N君の指し回しが光りました。
3日目を終えて10勝2敗の暫定2位。
最終局が白アルバム研。逆転には団体個人戦でのポイント獲得が必須条件です。
右玉Fさんの野望は、優勝して私を胴上げすることだとか。
まあわがチームは準優勝でいいことにしましょう(笑)。
 

Kの謎

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 8月20日(月)11時31分55秒
返信・引用
  思わせぶりな表題は、ちょっとしたミスの言い訳です(笑)。
「将棋暴走族」の昨年度S学生J名人はKA君でなく、KN君でした。
社D戦7部S神井教室チームのメンバーのほとんどが頭文字K。
今回のS励会合格者5人のうち4人が頭文字K。
ひょっとしてKは将棋が強いのか……。
数えてみたらプロ棋士163人中23人。
永世称号ふくむタイトル保持者11人中1人。
どちらかというと冴えない頭文字でした。
新S励会員K君たちにぜひがんばってもらいましょう。
以上、言い訳でした。
 

将棋暴走族

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 8月20日(月)11時15分46秒
返信・引用
  毎年のことではありますが、社D戦がスタートしてから2ヵ月ほどは、
さまざまなイベントつづきで、S励会試験が終わると一段落します。
今年のS励会試験は教室から5人が合格。
うちI塚一門は2人なので、合計8人となりました。
マニアックな話がつづいて恐縮ですが、試験初日は筆記と2対局。
筆記試験は詰将棋中心のようで、上位3名には1勝分が加算されます。
ハードパンチャーKA君がその1勝をゲットしたのは、
とにかく詰将棋重視のI塚師匠のお教えのたまものでしょうね。
受験者もたくさんいたし、夏休みで子どもたちがさまざまな道場で指しているので、
私のもとにはS励会関係の情報がどんどん入ってきます。
試験2日目。受験者のうち3人が午前中に3連勝で一次試験を通過。
うち昨年のS学生J名人のKA君と、この夏大会で負け知らずのKD君は、
その日の午後、大田区方面と杉並区方面の道場で目撃されています(笑)。
S励会試験から道場への転戦。どれだけ将棋を指したいのでしょうね。
指しはじめたら止まらない子たちを私は「将棋暴走族」と呼んでいますが、
それにしても試験中に指し足りなくて道場とは……。

そんなわけで、二次試験が終わった金曜日、5人が教室を卒業したことになります。
当日は引っ越しで退会する姉弟からも連絡があり、この日だけで7人減。
教室はじまって以来の急減となりました。
そんな感慨にひたっていたら、翌土曜日の教室で4人が新入会。
まだまだ将棋ブームはつづいているようです。
残念ながら試験を通らなかった2人も、いつもどおり教室に出席。
昨年のハードパンチャーKA君もそうでしたが、
つらいときほど前を向く姿勢がとても頼もしく見えました。
この日の教室、ツメキスト2世HA君はK東オール学生選手権からの転戦。
「組み合わせ次第ではベスト8」といささか過大なプレッシャーをかけていたところ、
期待にたがわずベスト16に進出したそうです。
トーナメント表を見たら大学生12人、高校生3人、小学3年生1人。
いちばん近くて7学年上。ほとんど倍ですね(笑)。堂々たる「暴走」ぶりでした。

24日の例会はI塚七段のご指導。
社D戦も3日目という正念場をひかえています。
久々の方もぜひご出席ください。
 

蛇足

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 8月17日(金)13時43分47秒
返信・引用
  S励会のことを長々と書いているうちに、今日は例会&二次試験。
教室在籍者が7人受けていて、うち6人が二次試験に臨んでいます。
今年は受験者が50人近いそうで、いきなり香落ちの洗礼を受けている子も多いでしょう。
関係者にとっては落ち着かない一日です。

細かい話ですが、下の書き込みに訂正があります。
「S励会1級差は一局ごとに振り駒」と書きましたが、
正しくは最初に振り駒で平手か香落ちかを決め、
お互いの級位が変わらないかぎり、平手と香落ちを交互に指すそうです。
私もそう思っていたところ、一局ごとになったと聞いたような覚えがあり、
平手がつづいた例を確認したはずでしたが、誤解でした。

S励会の級は人が入れ替わっても、10年前とレベルは変わらないのではないか。
この部分では、書こうと思っていた大事なことを失念していました。
S励会試験の基準はこの20年で2度ほど大きな変更があったのです。
一度目は2002年。K尾師範代が入会した翌年だったと思います。
それまで3勝通過4敗失格だったのが、4勝通過3敗失格となりました。
K尾師範代が受験した2001年の合格者が多すぎたのが理由です。
この変更はとても大きかったでしょうね。
5年ほど前にふたたび規定が変わり、いまは3勝通過3敗失格。
たしかS励会員の人数が減ったおかげで記録係が足りなくなったのでした。

20年ほど前、某プロ棋士から「いまの6級は弱い」と聞いた覚えがあります。
逆にここ数年は、「6級のレベルが上がった」と耳にするようになりました。
一次試験の規定の問題なのか、ソフト研究の余波なのかはわかりません。
今回の一次試験ではK修会B2クラスがかなり落ちているそうです。
やはりレベルは上がっているのかもしれませんね。

いまのS励会試験は、条件を満たすと対局はおしまいになります。
基本的に一次試験で3連勝したら4局目は指さないし、二次試験も1勝したら終わり。
K尾師範代に聞いたところ、以前は一次でも6局指したし、二次も3局指したそうです。
たとえば一次で6連勝して、二次で3連勝したら、1級上での合格。
一次5勝1敗で二次は3連敗でも、通算勝ち越しで合格した例もあるとか。

そんなわけで、6級のレベルは規定によって上下してきた可能性はあります。
ただしその影響は、4級以上にはほとんど及ばないと考えてよさそうです。




 

手合い学入門:S励会の通説篇⑤

 投稿者:手合い係  投稿日:2018年 8月13日(月)22時51分39秒
返信・引用
  だいぶ遠回りをしました。テーマ3の検討に入りましょう。
S励会のカベはどこにあるのか。
かつて当掲示板では1985年から94年に入会した195人のS励会員につき、
退会時の段級位を数えてみたことがありました。
多い順に①三段23人、②1級21人、③6級18人。
最大のカベは四段。次が初段で、6級から5級に上がるのもたいへんです。
ここまでは当たり前の話で、検証するまでもないと思いますが、
平手や香落ちなど純粋に手合い的な要因を加えて検討するとどうなるでしょう。
「S励会初段という棋力は存在しない」と書いたばかりなのに気が引けますが。
ここでは各段級を擬人化しながら、勝敗の内訳をくわしく見ていくことにします。

まずは7級クンから。
7級クンは入会以来1年以上が経過し、負けが込んで降級に追い込まれた子たちです。
ただし、落ちてからは23勝19敗と勝ち越し。
2人は6級に復帰し、1人は降級後も白星に恵まれず退会。
あらたに入会してきたうち1人が降級の憂き目にあっています。
内訳は6級との平手先手10勝11敗、香落ち9勝3敗。5級との香落ち3勝4敗。
7級同士の対局はさすがに1局しか組まれていません。
おわかりのとおり、香落ち下手が稼ぎどころ。
6級クンは入会したばかりの子が多く、香落ち上手は指し慣れていないのですね。
5級クンとなれば、香落ちの上手もまじるので、ちょっと手ごわい感じです。

6級クンの総合成績は273勝308敗。
4割7分1厘という勝率は、7級ふくめた9クラスで最下位でした。
6級クンの中には、奇跡的に合格した子がふくまれます。
一次試験受験者の中には、ダメ元組もまじっているので、
組み合わせに恵まれれば並四段レベルでも合格してしまうことがある。
同じように前年合格してしまった「ラッキー組」が6級で停滞していて、
二次試験で並四段の子に白星を献上し、「ラッキー組」を再生産。
そんな構造からしても、6級という菱形はかなりつぶれた形になっているのでしょう。
6級クンは7級クンに香落ち上手で叩かれ、4級クンには香落ち下手で23勝41敗と惨敗。
まだ上手慣れしていない5級クンには香落ち下手で30勝25敗と勝ち越すも、
平手先手では19勝36敗と大きく負け越してしまいます。
平手先手で勝率3割4分5厘は、道場なら二段差と言われるでしょう。
S励会員はいきなりカベに直面する。それが現実なのでした。

5級クンはなんといっても6級クンをカモにできるのが大きく、勝率5割3分1厘。
香落ち下手にも慣れてきて、3級にも21勝15敗と勝ち越します。
ただし4級クンには平手先手で8勝16敗と大差。
その4級クンも全体には勝率5割2分7厘と安定しています。
3級クンに平手先手で6勝9敗というのも5級クンと似た構造ですね。
5級クンと大きく異なるのは、2級上との香落ち下手で21勝27敗と苦戦していること。
2級と3級の間に大きな黒い影が横たわっていることを予感させます……。

3級クンともなれば小中学生以外に、高校生の姿が目につきはじめます。
盤上でも盤外でも、明らかに風景が変わってきたことを実感するのではないでしょうか。
4級クンが予感した黒い影は、勝率4割7分3厘と具体的な数字になって姿を現します。
1級との香落ち下手が29勝35敗、2級との香落ち下手も11勝17敗。
4級との香落ち上手が11勝12敗、5級との香落ち上手も15勝21敗。
文字通り「香落ち地獄」が待っていました。
上も下もS励会の水に完全になじみ、香落ちの指し回しも自在です。
T川17世名人でさえ一度はBがつき、通算で負け越したクラス。
ここさえ突破すれば初段はすぐそこに見えるのでしょうか。

何とか2度目のカベを乗り越えた2級クンを待っているのは、またもや高いカベでした。
全体の勝率は4割8分。厳しい……。
これまでといちばんちがうのは、4~5回に1回くらいの割合で、有段者部屋で指すこと。
有段者部屋では持ち時間が30分増えて、その代わり1日2局しか対局がつきません。
一局一局の重みがちがってきます。
初段との香落ち下手21勝31敗は善戦ではありますが、昇級のためにはヘビーです。
1級との平手先手も29勝38敗と星が伸びません。
6級から7ヵ月で2級まで駆けのぼったW辺永世竜王が通算で負け越し。
3級時代のT川17世名人と同じく、Bの屈辱を味わっています。
槍ケ岳をやっと越えたら穂高岳が待っていた……。
この難ルート縦走にはたして終わりはあるのでしょうか。

やっとの思いで穂高岳を征服した1級クン。
見回すと高校生が中心で、大学生もちらほらいるようです。
さらなる試練に身構えていた1級クンですが、槍ケ岳と穂高岳という高い負荷は、
思った以上に基礎体力を養ってくれていたようです。
有段者部屋にも慣れてきて、二段相手の香落ち下手で11勝13敗。
初段との香落ちが8勝13敗、平手先手で11勝12敗と善戦し、
まだまだはるか先ではありますが、プロ棋士の姿を視界の端にとらえた気になってきます。
全体勝率5割1分2厘。もう初段相手にビビることはありません。
棋力は自信がついた1級クンですが、6連勝から8連勝へ、9勝3敗から12勝4敗へ、
昇級へのハードルが一段上がると同時に、新たな敵が待っていた。
満21歳までに初段に上がれないと年齢制限で退会となる……。
1級退会が多いのは、三段とちがって実際の年齢制限に引っかかるよりも、
迫りくる年齢制限に加えて、大学受験というまったく別のカベも影響しているのでしょう。
初段ロードは長期戦覚悟の戦いとなります。

入品。アマチュアなら感無量のはずですが、S励会員にとっては単なる一里塚にすぎません。
とはいえ、1985年~94年にS励会に入会した195人についていえば、
初段に到達したらその81.2%が三段リーグ入りを果たしています。
初段クン、二段クンにとって、主な敵は年齢ということになる。
初段クンの勝率は5割2分6厘、二段クンが5割1分4厘。
初段クンと二段クンの対局は、香落ち下手で24勝23敗、平手先手が17勝20敗と拮抗。
碁石を使ったサシワケ君の例を敷衍すると、初段から三段へは約4年というところでしょうか。

長々と書いてきましたが、私自身ちょっと意外だったのは、記録上、
1級と初段の間の棋力のカベは、さほど高くなさそうだという点でした。
あらためて思うのは、S励会突破までの道のりの長さ。
当掲示板を読んでくださったあるプロ棋士の方がご自分の記録を教えてくださいました。
S励会入会から三段リーグ突破までの通算勝率52%。
9年3ヵ月の戦いだったそうです。
あたかも来週はS励会試験。
少年たちの長い長い物語の幕開けです。
そしてその長い物語のゴールは、プロ棋士人生のスタートにすぎないのでした。
 

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